イバラカンザシ 葉山 権太郎岩 水路 Spirobranchus giganteus Pallas, 1766
2017年 07月 02日
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今日は昨日の風による波とうねりの影響が心配だったが、入ってみると水色はいいし気持ち良いダイビングでした。
さて、イバラカンザシ。
クリスマスツリー・ワームと英名で呼ばれるゴカイの仲間である。
クリスマスツリーみたいなやつは鰓冠といって、これで水中に漂うプランクトンなどの餌を獲って食べるのである。
そして、この根っこに隠れているのは、ワーム…ゴカイなのだ。
まあ、昔のクリスマスの日のキャバレーで三角帽子を被って盛り上がっているオジサンの派手な帽子だと思えばよい。
最近、そんなオジサンも絶滅危惧種になったなあ。
葉山で潜って苦節15年。
ついに、イバラカンザシを見つけたのだ。
けっこう感動と興奮だった。
水深、5mの潮通しの良い水路の壁に付いていた。
本州中部以南に生息するとされているので、相模湾東側以南ということか。
千葉には結構いるんだけどな。
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葉山には、ヒトエカンザシの仲間は無数にいて、宝庫だ、宝の山だ、と興奮しているのだが、イバラカンザシは見かけなかったのだ。
実は見落としていたりして。
これが、葉山のヒトエカンザシ。
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沖縄のゴリラチョップで撮ったイバラカンザシ。
やっぱ南の海のはキレイだね。