アシナガモエビモドキ 葉山潮間帯 Heptacarpus futilirostris (Spence Bate, 1888)
2017年 04月 02日
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葉山の権太郎岩へのエントリー口、芝崎海岸には、かなり広範な潮間帯がある。
潮間帯とは、潮の干満により、海岸が露出したり海の中になったりする一帯のことだ。
ここには、たくさんの生き物が潜む。
ダイビングを終えて、おしっこが我慢できる範囲で楽しく遊べる場所である。
で、このエビは芝崎のいたるところで、遭うことができる。
パッと見、地味なんだけれど、よく見ると綺麗なエビだ。
エビの仲間って、海の中で見ると本当に美しい。
これなんか、頭部の天の川のような線といい、体中に星を散りばめたような点といい、思わず寄って写真を撮りたくなるような被写体だ。
色彩変異が著しく、別物じゃないの?と思うくらいいろんなのがいる。
海の生き物の色って、ホント生息環境にえらく左右されるからなあ。
アシナガモエビという、頭から出ている角(額角という。)がまっすぐなやつもいるらしいのだが、何度聞いても違いが分からない。
ただ、この辺では見かけない、という話を聞いて「モドキ」にしたという、無責任なブログだな。