フーセンウミウシ 葉山 オーバーハング Notarchus indicus(Schweigger,1820)
2013年 02月 02日
オーバーハングと呼ばれており、葉山のポイントでショップや常連さんの誰もが唯一共通にそう呼んでいる場所だ。
実は、それぞれが同じ場所を言ってても呼び方が違うので、よく混乱する。
ダンゴどこで見つけた。
第3水路の向かいの切り立った根の手前の小さな根だよ。
第3水路ってどこだ?右の沖に向う水路のことか?
右ってどっちよ。
右だよ右。
沖に向ってか?
陸だよ。
とか言ってるうちに仕舞に見解の相違で喧嘩になる。
で、喧嘩にならないオーバーハングで見つけたのがこの子だ。
1
それにしては変だ。
何だ、アメフラシの丸まったやつかと思ったがどこか違う。
確かに、アメフラシの仲間なのだが、アメフラシ科フウセンウミウシ属に分類されるウミウシでフウセンウミウシという。
この子達、危険を感じると海水を吸い込んで風船のようにこのように丸くなるのである。
2
あまり変らないか。
全体としては円錐形に近く、トケドケがあるし、触覚もある。
葉山以外では、三宅島でウヨウヨといるのを見かけたことがある。
葉山では珍しい。
しかし、相模湾の磯探索愛好者であるGENさん(どちらかと言えばダンゴ専門)から「今年は相模湾の磯観察で沢山見かけますよぉ」と言われた。
また、同じく磯観察愛好者kouchaとpawさん(ウミウシ専門)もブログでこれでもかと紹介されていた。
こういう人たちです。
かなり怪しい。