ブチヒメヨコバサミ 葉山 Stratiotes japonicus (Miyake, 1961)
2012年 06月 02日
体色はクリーム色っぽい地味なものではあるが、綺麗なブルーの眼柄が特徴的だ。
また、第二触角の羽のような感じもお洒落だ。
蛾の触角に似ていると思ったのが第一印象だった。
足は全体に毛深く、左右同じ大きさの鋏足を持ち、歩脚には褐色の紋様がある。
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このように大胆に出て来てくれる。
これ、相撲の立会いのようだ。
立会いとは、力士が見合ってお互いに気持ちや呼吸を合わせて、勝負を開始するまでの動作のことである。
言わば阿吽の呼吸だ。
カメラを持ったダイバーと海の生き物もまさしくこの関係である。
写真を撮ろうとしても、呼吸が合わないとそっぽを向かれるし、合えばベストポジションでダイバーに接してくれる。
僕のように欲があると大抵駄目だ。
しかし、オシッコを我慢しているときのヤドカリの出待ちは一番辛い。
そういう時に限ってなかなか出てこないし、せっかく撮れた写真も出来が悪い。
何事にも無心が大切だ。
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実に愛らしく可愛らしい。
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いつでも普通種に愛情を込めて写真を撮り続けてる姿勢は本当にすばらしいと思います。
ヤドカリもヒット欲しいですね(^^)/
魚も増えてきたし。
肴も増えてきました。(笑)
愛情があると割と良い写真撮れるのって不思議。
正しく、以心伝心、魚心あれば水心、阿吽の呼吸ですね。
ヤドカリの写真は生涯の課題です。
次は、トゲツノとかトゲトゲツノとかワモン系かな。