バルスカニダマシ 葉山 権太郎岩沖 Pachycheles hertwigi
2012年 02月 04日
バルスカニダマシという。
そういえば、カニダマシを紹介するのは初めてだったような気がする。
カニとあるが、ダマシとつくのでカニではない。
異尾類といって、ヤドカリやタラバガニの仲間である。
タラバガニはカニの仲間ではないのだが、なぜかカニよりも美味い。
でも、ケガニのが美味いか。
2
しかし、よく見ると、5組目は、実は歩く機能はないくらい小さいが、ちゃんと折りたたまれて存在しているのである。
第二触角がピーンと長いのもこの仲間の特徴だ。
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体色は一般的には淡茶色で、鋏脚が短毛で覆われている。
鋏脚の指の部分と甲は無毛であるとのこと。
これは、黄色い海綿に隠れていたのだが、実に綺麗な色合いだ。
葉山沖、水深12mの岩場にて。
このカニさんはインパクト強いですね。夜も出てこないっていうのは 超レアなのでしょうか・・・ハサミが体より大きくてバランスが悪そうですがとっても可愛くて思わずコメ書かせてもらいました。
頭はジンジン、指先は固まり、おしっこは凍ります。(笑)
そう、可愛いですよね。
普通に潜っていたら絶対に見かけない甲殻類です。
友人の甲類酒席研究員によれば、レアぬいぐるみ系カニダマシだそうです。(笑)