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クロヘリアメフラシAplysia parvula (Guilding in Morch, 1863)

アメフラシというと、大抵はスルーされる。
浅場の生き物では、ナマコとアメフラシが、でかくて気持ち悪いと一般的にはいわれている。
しかし、海の中でフットボールをするなら、形的にこの2種に決まりだろうと思う。
特に、アメフラシなら煙幕も出し敵をかく乱できる。



クロヘリアメフラシAplysia parvula (Guilding in Morch, 1863)_d0175710_2347125.jpg
お馬鹿な話はさておき、同じアメフラシの仲間ではこの子は可愛いほうだ。
クロヘリアメフラシ。
大きさは大体1~3cmくらいだ。
色は赤褐色や暗褐色。
また、基本的には雪の結晶のような白い斑点がある。
そして、貝殻を包む外套膜の周りが黒く縁取られている。
それでクロヘリ。
水温が下がる時期、浅場でよく見かける。



クロヘリアメフラシAplysia parvula (Guilding in Morch, 1863)_d0175710_2351720.jpg
4本の触覚があるが、頭触覚の下を見て欲しい。
芥子粒の様な点がある。
これが眼である。
可愛すぎる。
これを見ると、異形の者であっても許せる。




クロヘリアメフラシAplysia parvula (Guilding in Morch, 1863)_d0175710_23472275.jpg
これは、水深7mの岩壁にいた1cmくらいの小さいやつ。
白い斑点がないツルンとした葉山では珍しいバージョンだと思う。
Commented by nina at 2011-12-24 14:41 x
よ~く遊んだ、兄の海パンの中に入れたり
紫やら白やらのをグジュグジュにして
こんなに可愛い姿だったのね、、ごめんなさい。
Commented by 1colorbeach at 2012-01-03 18:44
か、か、海パンにですか。
案外気持ちいいかも。
失礼しました。
by 1colorbeach | 2011-12-09 23:53 | ウミウシ (55) | Trackback | Comments(2)

ホームグランドである葉山の海などで出会った生き物を紹介します。


by 1colorbeach
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