イソギンチャク の仲間1 葉山 権太郎岩右沖
2011年 10月 15日
水深は17m。
キャラメルウミウシ、クリヤイロウミウシ、オセザキオトメウミウシ、謎のミノウミウシたちなど、老眼の僕の眼にも見えるレア物にこれまで出会った。
眼が見えていたら、もっとレア物と出会っていたろうが、見えないものが見えるとろくなことはない。
しかし、この場所、まったく何にもいないことの方がはるかに多いので、"一発小物場所"と呼んでいる。
で、いないときに限ってこんなのを見つけてみる。
色々と調べたのだが、名前は分からない。
で、色をよく見てみると、オレンジ・ピンク・グリーン・薄紫・薄茶・白など実に複雑だ。
得意の指でも突っ込んでみようかと思ったがやめた。
見知らぬイソギンチャクはどんな毒があるか分からない。
一度、魚を丸呑みするところを見たいとは思っているのだが指は…。
色はやや薄いが、多分同じ種だ。
この辺り一帯にこのイソギンチャクは生息しているようだ。
僕もイソギンチャク図鑑なる、多分、初版を超えていないであろうマニアックなものは一応持ってはいる。
しかし、掲載されていない種類は沢山あるし、分類もそんなに進んでいないのでこの辺が限界か。
でも、形の面白さ、色の美しさは捨てがたい魅力があると思う。
花虫とは言ったもんだ。
ひたすら写真だけは撮り続け、いつか名前の付く日を心待ちにしようと思う。