イソギンチャクの仲間 (ピンク) 葉山 権太郎岩沖
2010年 10月 26日
葉山の沖にはイソギンチャクが多く生息している。
イソギンチャクに関しては、ろくな図鑑もないし分類もそんなに進んでいないせいか、興味があるという人は多くはない。
僕は、ウミウシなどの生き物を探していてイソギンチャクを見つけると必ず写真を撮るのだが、名前が分からないというのはストレスが溜まるもんである。
葉山の沖、水深17mの岩の下についていた。
見た瞬間、ピンクで綺麗だなあと思った。
しかし、すぐに、変な化け物がアカンベーをしているのかと思った。
あるいはビキニのお姉さんか何かを指をくわえて見ているところか。
そんなの土左衛門以外いるわけない、水深17mであった。
と、振り返ってみる。
あちこち調べたが、これも名前がわからなかった。
昔から探し物が下手で、おでこに上げた眼鏡を30分も探すタイプの人間である。
でも、未だ和名がない種なのかもしれない。
これは、中途半端に引っ込もうとしているところ。
触手の形は違うみたいに見えるが、体壁は同じもののようである。
見たのは別の日だが、同じ岩の同じところに付いていたので間違いないと思う。
これは完全に引っ込んだところ。
中国製の針山みたいだ。