ミヤコウミウシ Dendrodoris denisoni (Angas, 1864) 葉山 権太郎岩
2010年 10月 11日
が、姿形はわりと普通ではない。
権太郎岩の両脇にはそれぞれ沖に向かう水路があるが、そこでよく見かける。
体長50mmくらい。
この色といい、ブルーに光る蛍光色といい、出来物のような突起といい、これくらい大きいとチト不気味であるという声が多い。
僕は綺麗だとは思うが、そういう声はマイノリティである。
ヒトの女性にもこういうことは言える。
いでたちや造りやスタイルはかなり相当えらく個性的なのだが、それなりに色気はあるんじゃないの、って僕が言うと、たいてい”物好き”と言われる。
そんなウミウシである。
これはお子様の写真。
大きさは、6mmくらい。
教えられて写真を撮ったのだが、画像を見るまで何がなんだか分からなかった。
親と全然違うじゃん、と叫びたくなるほど違う。
ツメ木細工のようで実に美しい。
僕も子供の頃は”玉のような男の子”と言われていた。