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ヒメハナギンチャク  (白) 葉山 権太郎岩沖

ヒメハナギンチャクは、刺胞動物門花虫鋼六放サンゴ亜鋼ハナギンチャク目に属している。
六放サンゴ亜鋼には、サンゴ礁を形成するイシサンゴやイソギンチャクも属しているが、ヒメハナギンチャクはイソギンチャクとは別の目(もく)になっている。
姿形を見ると「君はイソギンチャクだろう」と言いたいところだが、はずれなのだ。

特徴として、イソギンチャクは、岩や砂の中に埋まった石などに足盤を付着して体を支えている。
一方、ハナギンチャクの仲間は、粘液などで棲管とよばれる管を作り、その中に棲んでいる。
そして、直接着生せずに棲管を砂地に埋めて体を支えている。
ん?、大して違わない?

ヒメハナギンチャク  (白) 葉山 権太郎岩沖_d0175710_1921986.jpg


このヒメハナギンチャクは、葉山の沖から、権太郎岩という陸からも良く見える岩へ戻ってくる途中の砂溜りの水深13mで見つけたものだ。
ご覧の通り、口盤の外側に縁触手と呼ばれる長い触手が、内側には口触手と呼ばれる短い触手が並ぶ。

ヒメハナギンチャクの特徴は、触手に白い帯が通っているが、これは白バージョンなので目立たない。
ヒメハナギンチャクの色バージョンは多く、目を楽しませてくれるが、この白は実に綺麗だ。
いれば必ず写真を撮る、大好きな生き物だ。

うーん、妖艶。
ヒメハナギンチャク  (白) 葉山 権太郎岩沖_d0175710_19541251.jpg

Commented by usa at 2010-10-06 23:31 x
羊さんはほんとに好きなんですね。愛を感じる写真です♡♡私はついつい周りをほじってしまいます・・・・。
Commented by 1colorbeach at 2010-10-09 14:37
好きな生き物の写真には力が入ります。
力が入りすぎて、よくブレます…。

確かに周りをほじくったら甲殻類とかいるかもしれません。
よくホウキムシもついていますね。

実はこれに刺されたらかなり痛いみたいですよ。
by 1colorbeach | 2010-10-05 19:23 | 刺胞動物 (24) | Trackback | Comments(2)

ホームグランドである葉山の海などで出会った生き物を紹介します。


by 1colorbeach
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