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ドロノミ 大瀬崎 門下

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ドロノミが好き!!!

とか言ってると変態だと言われることに大きな抵抗を感じる今日この頃である。

しかし、そう言われる毎に、若干快感すら感じつつある今日この頃でもあるが。

確かに、そんな変な生き物、そもそもメジャーじゃないしゴミみたいに小さいし名前もエンガチョだし、とか思われているのかもしれない。

幼児から後期高齢者までくまなく愛されているクマノミに、語感だって似ているではないか。

色が綺麗なやつが多いではないか。

形が昆虫に似ていて幼い頃から親しんでいるような感覚になるではないか。

でも、生き物観察の世界では変態"らしいのだ。






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ドロノミは、甲殻類で、ヨコエビの仲間である。
どうも親近感が沸くと思ったら、僕と同じ短脚目だった。

もとい端脚目であった。

葉山にも結構いるとは思うがチャンと探したことはない。

今度、ドロノミ一本勝負ダイビングをやってみるか。

本当に変態だ。

確かに、写真を写している自分のかっこは、対象が細かいため、ワンワンスタイルになりお尻を後ろに突き出して肘を固定し頭を下げるという、安定的な正しく変態スタイルかもしれないが、こうしないとなかなか上手く撮れないから仕方ない。
お前はドロノミというより、ただのサケノミだな、とも言われている。






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by 1colorbeach | 2017-06-25 23:50 | 伊豆・伊豆諸島の生き物 (5)

コブカニダマシ 葉山浅瀬 Pachycheles stevensii Stimpson, 1858

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カニダマシの中でも、一際立派な瘤のように盛り上がった鋏を持つのがこれ。

昆布ではない。

ポパイの二の腕のようだ。

左に比べて、ダントツの破壊兵器のような右だ。

幻の左に強烈な右。

このカニダマシ、北海道から九州にかけて分布し、葉山でも浅瀬や潮間帯の石の下に生息する。

割と良く見かける種で、お馴染みさんだ。

多分、僕が石を捲らなければ、幼生期より後は、昼の明るい光を見ることなく一生を終えていたかもしれない。

感謝しなさい。

って、迷惑だったか。

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by 1colorbeach | 2017-04-23 19:23 | 甲殻類 (61)

アシナガモエビモドキ 葉山潮間帯 Heptacarpus futilirostris (Spence Bate, 1888)

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葉山の権太郎岩へのエントリー口、芝崎海岸には、かなり広範な潮間帯がある。

潮間帯とは、潮の干満により、海岸が露出したり海の中になったりする一帯のことだ。

ここには、たくさんの生き物が潜む。

ダイビングを終えて、おしっこが我慢できる範囲で楽しく遊べる場所である。

で、このエビは芝崎のいたるところで、遭うことができる。

パッと見、地味なんだけれど、よく見ると綺麗なエビだ。

エビの仲間って、海の中で見ると本当に美しい。

これなんか、頭部の天の川のような線といい、体中に星を散りばめたような点といい、思わず寄って写真を撮りたくなるような被写体だ。

色彩変異が著しく、別物じゃないの?と思うくらいいろんなのがいる。

海の生き物の色って、ホント生息環境にえらく左右されるからなあ。

アシナガモエビという、頭から出ている角(額角という。)がまっすぐなやつもいるらしいのだが、何度聞いても違いが分からない。

ただ、この辺では見かけない、という話を聞いて「モドキ」にしたという、無責任なブログだな。



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by 1colorbeach | 2017-04-02 23:32 | 甲殻類 (61)

ウミシダヤドリエビ2 黒バージョン

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葉山のダイビングポイントには、権太郎岩方面と南側の隠れ根の二つがある。
この内、南の隠れ根は170度の根と190度の根に分かれる。
エントリーして、ガイドロープ沿いに泳ぐと大小のゴロタ石が続く。
途中で左と右に分かれ、左が170度の根に当たり、右が190度の根を通り砂地へ出て、最後は二つのロープが交わる。
この途中のゴロタ石が面白いのだ。
ヤギや海藻、カイメンやウミシダなどが石に付いており、そこに生き物も潜む。
ここで遊んでいると時間を忘れてしまう。
で、本日はウミシダに隠れていたウミシダヤドリエビ。
以前に、黄色バージョンをご紹介したが、これは黒。
いくつのバージョンに出会えるか、これもウミシダをそっと探る楽しみだ。




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by 1colorbeach | 2017-03-21 00:02 | 甲殻類 (61)

トウヨウヤワラガニ 葉山オーバーハング Halicarcinus orientalis Sakai, 1932

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葉山のオーバーハングの転石の下に隠れていた。
地味なカニである。
もちろん日中は表には出てこない。
夜出歩き型。
何だろう?この親近感。
名前の如く、体は柔らかい。
僕はよくヤワイやつだと言われるが。
何だろう?この親近感。

普通、カニやエビなどの甲殻類は、お腹のところで卵を保護して、幼生として育ってから海に放出する。
これが俗にチンクイムシと呼ばれるゾエアである。
親とは似ても似つかないミジンコみたいな形をしている。
これが、メガロパを経て親になるのだ。
しかし、このヤワラガニの仲間は、ヘガロパ期を経ずにゾエアから直接親になる。
親と言っても稚ガニだが、やけに早熟なやつ。
これは僕には似ていない

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by 1colorbeach | 2016-09-09 00:39 | 甲殻類 (61)

イボトゲガニ 葉山 権太郎岩 Hapalogaster dentate 

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葉山の海の浅いところから深いところまで、石の下に棲息している。
どちらかというと、砂地ではなくドロっとした堆積物などの多い泥質のところで見つける。
「カニ」とあるが、カニダマシで、ヤドカリやタラバガニの仲間。

ご覧の通り、ベッタンコの体をしている。
決して、水圧でつぶれたものではない。
平たい体だと、狭い石の下や隙間にササっと隠れやすいからなのだろうか。
石の下からは出ているのは見たことがない。
夜間も出てこないとモノの本に書いてあった。
一生日陰暮らし。
親近感がわく。
たまに石の下から出してあげようと親切心をおこすと、ベラなどが狙っているので要らぬお世話だ。
写真を撮るときも、魚に狙われないように結構緊張感がある。


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by 1colorbeach | 2016-06-27 21:09 | 甲殻類 (61)

イソカニダマシ Petrolisthes japonicas 葉山 潮間帯

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磯遊びをしていて、大概子供たちが「蟹だ!蟹だ!」と叫んでいるやつである。
ヤドカリの仲間で、僕の大好きなタラバガニもこっちだ。
食べるという意味でだ。
潮間帯の石の下にいて、すばしっこい。
自然の形で写真に撮るのは実に難しいので、僕のグラブの上に鎮座してもらっている。

この種は、自切と言って、敵に襲われたりして危険を感じると自らの挟みを切り放つ。
切った我が身に注意を向けて逃げるのだ、という説である。
だから、そっと、手の平に乗せる。
くどいが、すばしっこいので、熟練の技だと自画自賛する。
ここまで来るまで、どれだけ鋏を犠牲にしたことか。
罪な奴だと自戒する。
何が、熟練だ。


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トカゲの尻尾切りと同じで、何回かの脱皮で再生すると言われている。
自腹ではない。




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伊豆大島で見た水色のカニダマシ。
和名はないようだ。
形はこれに似ているが。
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by 1colorbeach | 2016-06-13 20:52 | 甲殻類 (61)

イソヨコバサミ Clibanarius virescens (Krauss, 1843)  葉山 権太郎岩 

世間では、例えば魚について言えば、タイとかアジとか、「種」或いはそれに近い呼び方をされている。
しかし、前にも書いたが、ヤドカリについて言えば、大抵ヤドカリはヤドカリであり、それ以上のものでもそれ以下のものでもないのが一般的だ。
ヤドカリをそれぞれちゃんと種名で呼んでくれるのは、オタッキーダイバーと研究者、そしてアクアリストという水槽飼育の皆さんくらいなものだ。

分類上、僕もオタッキーダイバーに属するのだろうが、それほどヤドカリについて知っているわけではない。
ただ、”それ、イソヨコバサミですね”と、極めて普通種のこの子を指差しただけで、”ヤドカリ、お詳しいですね”と言われるのが現状なのだ。
ヤドカリは、分類がそんなに進んでいないこと、見分けにくいこと、殻から中々出てこないこと、そして、目つきの悪いのが多いことなどが、名前の普及を妨げている大きな要因かもしれない。

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このイソヨコバサミは、本州の磯や浅場で最もよく見られるヤドカリの一つだ。
ヤドカリの触角は、短い方が第一で長い方が第二なのだが、このヤドカリの第二触覚は、真っ青で特徴的だ。
鋏脚は左右同じ大きさで、クリーム色の斑点がある。
また、鋏脚と歩脚の先も、クリーム色となっている。

目つきが悪いヤドカリの多い中で、この子の目は粉砂糖を塗したようなつぶらな瞳を持っている。
実に可愛いヤドカリだ。
普通種、侮れないぞ。
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by 1colorbeach | 2016-05-26 16:44 | 甲殻類 (61)

ムラカミカニダマシ ??? 葉山 権太郎岩左沖ゴロタ場

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葉山の権太郎岩左沖に砂地と並行してゴロゴロとした石場が続く。
ここ、カニやカニダマシやらの甲殻類が豊富で、石を引っくり返すのが楽しみな場所なのである。
ちょっと古いが、2011年4月3日のこと。
水深12mのところでこれを見つけた。
第一印象は、かなり変わったカニダマシだなと。
しっかりとした甲、左右対称の黒子(黒点)が特徴的だ。




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さらに、この机の上の消しゴムカスを一掃してくれるようなモウモウとした鋏足の毛。
こりゃ、すごい。
ぜひ、オフィスに一台、いや一尾、いや一杯欲しい必需品でもある。
また、眼と眼に覆いかぶさるような甲が力強い。
世紀の大発見かと思い、浮上後、写真同定をお願いした。
標本がないので何とも言えないが、ムラカミカニダマシかその一種かも知れない
とのこと。



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けっこう美しいフォルムである。
その後、同定のための標本とすべく、何度もこの場に通った。
すでに、5年近く経つが、未だに遭えず。
絶対にいる。
愛があれば大丈夫だ。
愛は偶然のたまもの。
しかし、また見つけてやるからな、という強い意志だけは持って潜っているのだが、段々衰える体力・気力と共にメゲテきたぞ。
あと10年は潜る…つもりだが。



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by 1colorbeach | 2016-05-07 20:15 | 甲殻類 (61)

イシダタミヤドカリ2 葉山 エビ岩沖 Dardanus crassimanus (H. Milne Edwards, 1836)

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アンガスキヌヅツミの記事で、右下部に貝殻があったことに気付かれただろうか?
これヤドカリだったのである


イシダタミヤドカリ。
詳細はここの記事で。


実に可愛かった。
まだ、お子さまサイズである。


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by 1colorbeach | 2016-02-06 21:37 | 甲殻類 (61)