フレリトゲアメフラシ 葉山 浅瀬 Bursatella leachii  de Blainville, 1817

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葉山の権太郎岩方面へのエントリー口は、広いタイドプールの南西側にある。
沖に向かって潮間帯を抜けて、水深2mの中庭のような場所がそこである。
ここ、案外侮れない。
潮通しが良いからか、わりと思わぬ生き物と遭遇することがある。
モジャモジャの毛だらけの変な生き物を見つけた。
この犬、見たことあるなあ。
しかし、ここは海だった。
これ、アメフラシなのだ。
フレリトゲアメフラシ。
何だ?フレリって?
変わった女の子の話か。
ありゃ、アメリだ。



2
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暗褐色ベースなのだが、ターコイズブルーの斑点がある。
なかなかポイントになって美しい。
アメフラシの仲間の多くは、外見上貝殻は見えないが、背の外套膜の中に平たい殻をもつ。
アメフラシの背中をぐりぐりしてみると固い殻の名残があるのが分かる。
カラダのグニャグニャとの対比でこの感触これなかなか楽しい。
ただ、対応を誤ると紫色の煙幕攻撃を受ける。
フレリも触ると一応紫色の汁は出すが、貝殻は持たない。
Bursatella属はこれ一種のみ。
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by 1colorbeach | 2013-03-23 15:10 | ウミウシ (58)

クロヘリアメフラシAplysia parvula (Guilding in Morch, 1863)

アメフラシというと、大抵はスルーされる。
浅場の生き物では、ナマコとアメフラシが、でかくて気持ち悪いと一般的にはいわれている。
しかし、海の中でフットボールをするなら、形的にこの2種に決まりだろうと思う。
特に、アメフラシなら煙幕も出し敵をかく乱できる。



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お馬鹿な話はさておき、同じアメフラシの仲間ではこの子は可愛いほうだ。
クロヘリアメフラシ。
大きさは大体1~3cmくらいだ。
色は赤褐色や暗褐色。
また、基本的には雪の結晶のような白い斑点がある。
そして、貝殻を包む外套膜の周りが黒く縁取られている。
それでクロヘリ。
水温が下がる時期、浅場でよく見かける。



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4本の触覚があるが、頭触覚の下を見て欲しい。
芥子粒の様な点がある。
これが眼である。
可愛すぎる。
これを見ると、異形の者であっても許せる。




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これは、水深7mの岩壁にいた1cmくらいの小さいやつ。
白い斑点がないツルンとした葉山では珍しいバージョンだと思う。
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by 1colorbeach | 2011-12-09 23:53 | ウミウシ (58)