オオツノヒラムシ 葉山190度の根 Planocera multitentaculata Kato, 1944


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葉山は190度の根の沖水深10m。
石を引っくり返していたら出てきた。
おーっ、ツノヒラムシの仲間か。
と思ったら、何とツノが4本2組あるではないか。
初めて見たので、こりゃレア物と勝手に興奮していた。

しかし、オオツノヒラムシという立派な名前がついていた。
数組のツノがあるのが特徴で、磯では、よく目にする普通種だそうだ。
ちょっとショボン。


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ちなみに、上記の隣にいたこいつは、ツノが8本4組。
二人の間にできた子供は、さて何本だろうか。
メンデルさんの世界である。
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by 1colorbeach | 2016-01-30 18:24 | その他の葉山の海の生き物 (46)

ミドリイソギンチャク 葉山 浅場 Anthopleura fuscoviridis Carlgren, 1949

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ミドリイソギンチャクとかわいらしいお名前である。
ミドリちゃんである。
ミドリのおばさんというのも昔いたな。
葉山のタイドプールから水深3~4mまでの浅場で、よく見かける綺麗なイソギンチャクだ。
砂や小石混じりの岩の間や割れ目に付いている。
日本の各地に分布する。



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触手はこの通りピンク色のものが多いが、色彩変異は多い。
体壁の色も様々だが、イボは必ず緑色だ。
で、ミドリちゃんか。
このイボは、正式には吸着疣と言うのだが、かなり強い吸着力があり、簡単には剥がせないらしい。



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これはまだお子様か。
触手の色がピュアだ。
しかし、このイソギンチャク、触手には刺胞がある。
お子様には、絶対に触ってはいけない。



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by 1colorbeach | 2016-01-23 14:11 | 刺胞動物 (25)

アンガスキヌヅツミ 葉山 権太郎岩沖 Phenacovolva angasi  Reeve, 1865




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ウミウサギガイの仲間である。
葉山の権太郎岩沖水深14m、過去には、ムラクモキヌヅツミを見つけたウミカラマツに付いていた。
何気に、ウミカラマツを指示棒で掻き分けてみたら出てきたぞ。
自分的には大発見。
三浦半島周辺には30種を超えるウミウサギの仲間が確認されているらしいが、ある報告によれば、アンガスは記録されていないようで、見られて非常に嬉しいダイビングとなった。




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三浦半島では、稀有な出会いとはなったが、このウサギガイ、伊豆半島以南には、かなり広く分布している。
紀伊半島では、浅海で海老の刺し網によく掛かって上がってくるポピュラーなウサギガイらしい。
ところ変わればである。
一方、殻の形や外套膜の色など変異が多く、分類は混乱しているようだ。
ズングリキヌヅツミやヒメキヌヅツミは同種という説もある。
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by 1colorbeach | 2016-01-21 22:39 | 貝 (40)

平成28年 初潜り

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1月10日(日)は暖かかったです。
葉山170度の根沖から見上げた水面です。
水深11m。
透明度良好。
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by 1colorbeach | 2016-01-11 20:23

ヌタウナギ Eptatretus burgeri Girard , 1845 葉山 権太郎岩左沖

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なんかヒラヒラと泳いでいるウナギみたいなものがいた。
葉山の権太郎岩沖、水深13mだ。
ここ、大きな岩の壁が平仮名の「こ」のように配置されているので、僕を含めた葉山のダイバーの極めて少数は、「この字」と呼んでいる。
ここ、結構大ヒットの生き物が出るのだ。
過去を振り返ることは、気恥ずかしい生き方をしてきたので信条としてしない性質だが、あえてやると色々出てくる。
キリンミノ、ナカソネカニダマシ、ガラスハゼ、シロオビコダマウサギなどなど。
で、どうやらコレはヌタウナギではないか。





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えっー、何で深海の魚がいるのか。
こりゃ大発見だ、リュウグウノツカイを大瀬崎のナイトで見て以来の一大事と思ったのは僕の浅学だ。
ヌタウナギ目の多くは深海に生息するが、ヌタウナギ自体は本州中部以南の浅海に生息するらしい。
いてもおかしくはないが、葉山では激レアだ。
多分、報告例は聞かない。
ウナギに似ているが、ウナギの仲間ではない。
顎がなく他の魚類とは異なり、皮膚は粘液(ヌタ)に覆われている。
で、ヌタウナギ。
食用にもなるらしいが、コレを見る限り食欲をそそらない。
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by 1colorbeach | 2016-01-11 19:12 | 魚 (88)