トゲトゲツノヤドカリ 葉山 砂地

1
d0175710_2345151.jpg


変な名前である。
トゲトゲツノヤドカリだと。
トゲツノヤドカリという、鋏脚にイソギンチャクを付けているヤドカリもいるので、ややこしい。
トゲトゲしてるとかしてないとかの違いではなさそうだ。

このヤドカリ、左の鋏脚が大きく、体色は全体に白っぽい。
第一触角に黒のラインがあり、第二触角は鳥の羽のようになっている。
特徴は、お目眼を支えている棒のような部分の下の方に、黒い点があること。
泣きボクロと言われているやつだ。
浅場の砂地に棲息し、僕が見かけるのも、170度の根周辺水深10mの砂地や権太郎岩手前の水深5mの砂地辺りだ。



2
d0175710_2345261.jpg


これは浅場で見つけたお子様。
きょとんとした感じで可愛い。
[PR]

by 1colorbeach | 2013-10-26 23:46 | 甲殻類 (61)

ヒラムシ 7 葉山 権太郎岩

1
d0175710_0153563.jpg


台風が来ると、大荒れになる葉山。
石はゴロンゴロンと引っくり返り、壁の付着物は一掃される。
時には地形さえも変わってしまう。
台風の去った後の葉山は、魚以外はあまり生き物の匂いがしない。
しばらくは、コケムシなどが付くのを待つしかない。
そんな中で出会ったのがこれだ。
ヒラムシ。



2
d0175710_0154530.jpg


台風でけっこうサッパリとした壁を見つめていると、岩の亀裂のところに挟まっていた。
指示棒でチョコンと触れると動き出した。
壁の中に潜って台風をやり過ごしていたのが、出てきたのか。
これ、南のほうにいる「フジナミウミウシ」にデザインが似ている。
お得意の擬態か。
葉山にはフジナミウミウシはいないから、台風で流されてきたのだろう。
どのような旅をしてきたのか想像力が膨らむ。




3
d0175710_015565.jpg


昨日の葉山。
水面を雨が叩きつける。
あんな大雨のときに海に行くのも酔狂ではあるが、週末ダイバーの悲しさ。
土日を逃すと一週間潜れない。
でも、水色は良く、外と比べ海の中は穏やかだった。

また、27号がやってくる。
大島が心配だ。
[PR]

by 1colorbeach | 2013-10-21 00:18 | その他の葉山の海の生き物 (46)

クロホシフエダイ 葉山 権太郎岩沖  Lutjanus russellii (Bleeker)

1
d0175710_18573740.jpg


クロホシフエダイの若魚である。
15cmくらい。
この時期、葉山の海の中は、南から来た死滅回遊魚で賑わう。
この魚は、死滅回遊魚なのかどうかわからないのだが、南日本では普通に見ることが出来るらしい。
葉山では珍しいと思う。
沿岸の岩礁域に生息するが、幼魚は汽水域で暮らす。
縦縞が4本あるが成魚になると消えて、赤っぽい魚となってしまう。
しかし、「黒星」はそのままだ。
高知県では、紋付と呼ぶそうだ。
40cmくらいになる。



2
d0175710_18574853.jpg


この魚、実はかなり美味いらしい。
淡白な白身で、刺身でも塩焼でもソテーでもグーだそうだ。
ネットなどで見ると、西の方じゃ普通に食べられている。
外国みたいだな。

なお、ニセクロホシフエダイという魚もいる。
縦縞が体高の下部に集中しているのがそれだそうだ。
記載の順番で「ニセ」と名前を付けられたというのも可哀そうな気がする。
[PR]

by 1colorbeach | 2013-10-12 19:00 | 魚 (88)

チャイロキヌタ 葉山 オーバーハング Palmadusta artuffeli (Jousseaume, 1876)

1
d0175710_1217495.jpg


チャイロタヌキである。
使い古された悪い冗談はよせと言われた。
キヌタである。
2cmくらいとわりと小柄なタカラガイで、丸めでツヤがある。
真中に、濃い茶色の帯があり、前後の帯は薄茶色。
オーバーハングの水深10mで見つけた。
外套膜は黒でタワシのよう。
眼も見えている。




2
d0175710_12181590.jpg


腹面である。
わりと平らで、色は白。
三浦半島では普通に潮間帯の岩場にいる。
[PR]

by 1colorbeach | 2013-10-05 12:20 | 貝 (40)