オオヒメベニツケガニ  葉山 権太郎岩浅場 Thalamita macropus Montgomery, 1931

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権太郎岩左側の浅場の岩礁帯で見つけた。
水深は5m。
このカニ、実に逃げ足が速い。
僕は、越冬用に体に十分な脂肪を蓄えているため俊敏ではないが、手だけ動かすのは得意だ。
手が早いともいう。
で、手乗りガニとなってくれた。



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甲は綺麗な赤紅色だが、鎧を纏ったような褐色の模様がある。
歩脚には赤い横縞があって特徴的だ。
額は6歯、前側縁は5歯。

最初、ヒメベニツケガニかなあと思ったが、「海の甲殻類」(文一総合出版)で見ると、オオヒメベニツケガニのようなのだが。
説明を図鑑で読んだが、違いはよく分からなかった。
学者の表現力かダイバーの読解力か。
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by 1colorbeach | 2013-06-29 07:50 | 甲殻類 (61)

ダンゴウオ 4 葉山 権太郎岩沖

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まだまだダンゴウオかよ!!!とお嘆きのあなた。
そうなんです。
不本意にもまた、見つけてしまいました。
葉山の権太郎岩のちょい沖だ。



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エツキイワノカワという赤茶色の浅場の海草から離れて、沖に向うダンゴウオ。
産まれたのは、1~2月の大潮の夜の浅場の岩の切れ目なんだそうだが、それが孵って浅場で根付いた後、沖に向う途中なのだ。
ダンゴウオフィーバーが終わる。
そして、沖に向ったダンゴウオは、翌年の冬、産卵のために浅場にまた戻ってくる。
と思われる。

いったい葉山の広大な沖のどこにダンゴウオは潜んでいるんだろう。
そんな想像力を描き立てる今日この頃。
酒が進む。
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by 1colorbeach | 2013-06-22 23:46 | 魚 (89)

マダコ 2  葉山 権太郎岩

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葉山の海にはタコがいっぱいいる。
磯歩きで、大潮の干潮時に行けば、5~6杯は固い。
こんな感じで人を化かす。

行きつけの飲み屋に行った。
「今日は、佐島の蛸が入ったよ」という。
実は、好んでそんなに蛸を喰う人ではない。
蛸よりも烏賊の方が好きだ。
烏賊のネットリ甘みがなんともいえない。
僕は人間もネットリしているので人には嫌われる。
同じネットリなのに烏賊は人に好かれるではないか。

でも、美味いから喰えという。
喰った。
塩味が効いてシャキシャキして味があって、そりゃ蛸も美味いさ。



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後日、葉山で生きた蛸を買ってきて家で茹でた。
ちゃんと買ったんだ。
やっぱり美味い。
こういう夜は酒が進むが、蛸だけで腹を一杯にするのもちょっと寂しい。
だから、太る。
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by 1colorbeach | 2013-06-19 23:04 | その他の葉山の海の生き物 (46)

マドレラ・フェルギノーサ 葉山権太郎岩沖 Madrella ferruginosa  Alder & Hancock, 1864

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乙事主様である。
ついに体中をウネウネにされて、タタリ神になられるところである。
葉山の海でお遭いできるとは。
南無阿弥陀仏…南無妙法蓮華経…
ということで、ウミウシなのである。
何が、ということなのじゃ。
マドレラ・フェルギノーサって、学名そのものだ。
夏に向って、よく見かけるウミウシだ。



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葉山で出遭うのは大体でかいのが多い。
40~50mmはある。
他ではこう大きいのはそんなにいないようだ。
棲む環境が合っているのだろうか。
僕がよくオシッコをしているせいなのか。
これは交接中。
体をのけぞらせて頑張っている。
こんな容貌なのだが、趣味のタイプとかはあるのだろうか。



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ということで目出度く出産と相成りました。
卵は、グリングリンの一本につながった出来損ないのカップヌードルのようだ。
実に変な生き物なのだが、小さいうちはそれなりに綺麗でかわいい。


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間違って?押してしまった。
許して。
刺激を与えると、こんな暗赤色の液汁を出す。
アメフラシやタツナミガイなどのアメフラシ科のウミウシも敵を脅かすために液汁を出すが、ショウジョウウミウシ科のこの子たちも同様だ。
なぜこの子たちがこんなものを出すのか不思議だ。
液汁の色は食べ物に関係があるともいえるかな。
こんな色のコケムシを食べる。

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by 1colorbeach | 2013-06-16 09:14 | ウミウシ (58)

イソギンチャク 3 葉山権太郎岩沖の砂地


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葉山の沖をのんびりと泳いでいた。
何者かにじっと見つめられている気配がした。
海の中で、時々そういうことがある。
ある時は、カワハギにじっと見つめられていたり、ある時はガンガゼだったりした。
また、ある時は何もいなかった。
恐ろしいことじゃ。
で、本日は振り返るとこの子だった。
かなり特異な意匠だ。




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イソギンチャクの仲間ではあるが、名前は解らない。
図鑑を見てもさっぱり何が何だか解らない。
ホントは体の内部の構造や触手の数だのちゃんと見ないといけない。
僕は見ても絶対判らない。
イソギンチャクの仲間は、世界に800種類くらいいると言われている。
日本にはその内の50種類くらいと言われているが、まだまだ名前のついていない種がたくさんいる。
これは、初めて見たイソギンチャクだ。
ゆっくりと潮は動いているのだが、それに合わせて触手を揺るがせ、浮遊物を口に運んでいる。
その姿がしなやかで美しく、ずっと見入ってしまった。
イソギンチャク、美しくて魅力的な、大好きな生き物だ。
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by 1colorbeach | 2013-06-10 21:20 | 刺胞動物 (25)

ダンゴウオ 3 葉山・権太郎岩沖 (紫バージョン)

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毎年、葉山のダンゴウオフィーバーの蚊帳の外にいる僕。
要は見つけていないのだ。
でも、イザ探そうと思っても見つからないのだ。
なぜなら、初期や流行の頃は小さいことと僕自身に注意力や集中力や観察力がないからだ。

しかし、だいたい終盤戦のダンゴが大きくなって沖に移動する頃になると、期せずして出会いがしらで見つかることが多い。
要は、僕がウミウシやヒラムシを探している場所とそのころの彼らの生息場所が一致していることによるものと思う。



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で、権太郎岩のやや沖目にいたムラサキダンゴ。
石を引っくり返したら、フワッ~と宇宙遊泳をするように石の裏から浮き出てきた。
ダンゴウオなんて興味ないジャンなんて思っているが、やはり可愛い。
もともと遊泳力のない魚なので、追跡することは至極容易い。
写真を撮っている野で、そのストロボを嫌って彼らは移動する。
それをこっちもフラ~ッと追いかけて移動する。
向こうは、フワ~ッとだが、こっちは日ごろから酔っ払いなのでフラ~ッとなのだ。



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今年もダンゴフィーバーが終わった。
また、来年。
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by 1colorbeach | 2013-06-02 08:13 | 魚 (89)