カテゴリ:魚 (88)( 88 )

トラウツボ 葉山 権太郎岩水路 Muraena pardalis (Temminck and Schlegel)

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僕が初めてトラウツボを見たのは、大学生の時だ。
仲間と行った伊豆の須崎は恵比須島で、である。
図鑑では元々知っていた魚なんだが、見たのはこの時が初めて。
シュノーケリングで遊んでいて、何やら右足のフィンが重い。
友人が目を丸くして僕を指差しギャーギャー何か言っている。
なんと、こいつがフィンの先っぽに噛みついて、ついてきたのであった。
どうも岩の間で大人しくしていたのに、それを僕が蹴っ飛ばしたらしい。
どんないい人でもいきなりフィンで蹴られりゃ怒る。





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トラウツボは、南日本からインド・太平洋域の岩礁帯に棲息するウツボだ。
葉山では珍しい。
僕がよく通る水路に定着しているようで、そこ以外では見かけたことはない。
大抵、岩の間にいて、顔を出しているが、いつも口を開けている。
これは、顎が湾曲しているので、完全に閉じることが出来ないからだそうだ。
突起物のような鼻が可愛い。
口の中は、細くとがった犬歯だ。

僕は、この魚に餌付けをしようとして、指をかまれた馬鹿なイントラを知っている。
その時、指を切って、血筋がスーッと水面に上って行ったのは綺麗だった。
僕って変態かもしれないが、やったのは僕ではない。
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by 1colorbeach | 2014-10-05 21:54 | 魚 (88)

ネコザメ 葉山 権太郎岩沖  Heterodontus japonicas Maclay & Macleay, 1884

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葉山で見られるサメというと、ドチザメとこのネコザメである。
サメは怖いもんだとみんな思っているが、怖くないのもいる。
お化けだって、オバQとかねずみ男とかは怖くないではないか。

これらのサメは、どちらも大人しく、温厚な性格である。
尻尾を掴んだとか振り回したとかいうダイバーによる襲撃例は聞く(そんなことはしてはいけない。)が、これらのサメが人を積極的に襲うなんてことはまずない。
でも、触ってはいけない。
ネコザメは、貝や甲殻類などを噛み砕いて食べるほど歯が強いらしい。

この写真を撮った前日に葉山の沖を潜った美人?イントラさんから情報をもらって、ネコザメに逢えるかと期待して出かけて行った。
実は、僕は、ネコザメにしてもドチザメにしても、葉山では、岩の中や洞窟に頭を突っ込んでいる所とか泳ぎ去るところとかにしか遭遇したことがない。
従って、ろくに写真がなかったのである。

で、ネコザメに遭遇する前に、たまたま彼女と朝遭遇して、昨日ネコザメを見たという場所に一緒に行ってもらった。
葉山のビーチダイビングでの限界ともいえる沖のサンゴの周辺である。
しかし、前日にいた辺りでは発見できず、彷徨ってあちこちに移動していたら彼女が発見した。
体長40cm。
強い引きである。
しかし、その結果、帰り道が分からなくなってしまった。
透視度5m、どうしよう。
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by 1colorbeach | 2014-09-27 21:24 | 魚 (88)

ダイナンウミヘビ 葉山 170度の根の砂地 

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葉山の170度の根の沖には砂地が広がる。
白い砂なんで、水が澄んでいると結構きれいだ。
たまに、タンクを背負ったまま寝転んだり腹這いになったり、リラックスしている。
たまに寝てしまうこともある。

で、わりとここで見かけるのが、これ。
ダイナンウミヘビという。
ウミヘビと名がつくものには、爬虫類と魚類の2種類がいる。
爬虫類は猛毒なのだが、このウミヘビのように魚類の方は無毒。
ウナギやアナゴの仲間なのである。
ただし、歯は犬歯と言って、先が鋭敏にとがっているので触れただけでも血がドバっと出る。



これ、夜行性で、昼間はこのように砂に潜って顔だけ出している。
しかし、たまに昼のキス釣りなどの外道で釣れることがあり、蛇の祟りじゃあ!!!などと船上は大騒ぎだ。
大きくなると、2mにもなるので、こりゃ怖い。
しかし、かば焼きにして食べたことのある人によれば、かなり美味いという。
ハモに似ているしな。

大瀬崎のナイトダイビングで、こいつのニョロニュロと泳いでいる姿を見たことがある。
目が丸くて猫のように可愛いかった。
本州中部から南に分布し、インド洋や西太平洋、大西洋などに分布は広がっている。
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by 1colorbeach | 2014-07-19 22:31 | 魚 (88)

イソギンポ 2 葉山 浅瀬 Parablennius yatabei (Jordan and Snyder,1900 )

葉山の権太郎岩へ向かうエントリー口周辺は、干潮時は大きなタイドプールとなり小さな生き物の天国となっている。
ギンポ、ハゼ、カニ、ヤドカリ、ウミウシなど多彩だが、一番惚けたヤツは誰かとなるとこの子の右に出る者はいない。




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イソギンポである。
タイドプールの岩の穴の中などに棲み、いつも顔をちょこんと出している。
アンテナ立てたドジな宇宙人といった風貌で、顔を合わせるたびに頬が緩みマスクが浸水する。





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ご覧のとおり体は偏平していて、鱗がない。
体長5~6cm。
下北半島以南、奄美大島以北に分布する。
このように、餌を求めて巣穴を出て時々泳いでいる。
小型の甲殻類が好物らしく、タイドプールはうってつけの食住同一の棲家となっている。
顔つきと体のアンバランスはこの上ない。
よく、そういうベビーフェイスなのにFカップの魅力的な女の子がいるが、こっちは顔が変で体はヌルヌルである。





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しつこいが実に変な顔である。
自分を棚に上げてはいるが。
そう思うと可愛い。




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by 1colorbeach | 2014-07-12 23:15 | 魚 (88)

キンギョハナダイ 2 葉山 権太郎岩

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葉山の権太郎岩沖に年中キンギョハナダイの群れている岩がある。
この魚、葉山では死滅回遊魚と思っていたが、越冬するんだろうか。
まさかねえ。
ヒュルリィ~と舞う姿は美しい。
越冬金魚。
以前にも紹介したが、やはり遭えると嬉しい。
伊豆にはいくらでもいるのだが。





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ガンガゼの棘は彼女たちの格好の住処だ。
ちびっ子たちが群れていた。
可愛いのでついぞ見とれてしまった。
ロリコン?
これは、大瀬崎の先端で。
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by 1colorbeach | 2014-01-25 22:54 | 魚 (88)

キビナゴの群れ 2

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今日は潜り始め。
実に水色が綺麗でした。
そして、浅瀬でキビナゴのものすごい大群が舞うのをずっと見ていました。
これだけで、一本タンクを使ってもいいなと思うほど、美しさと躍動感あふれる動きに感動。
どういうわけか、美味そうだなあとは思わなかったのが不思議でした。
珍しく食い気より色気。
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by 1colorbeach | 2014-01-05 21:47 | 魚 (88)

ミナミギンポ 葉山 権太郎岩 Plagiotremus rhinorhynchos

葉山の大手のダイビングショップは2つある。
老舗的なバナナリーフさん(http://www.banana-reef.com/dvglog/dvglog.html)と新しいナナさん(http://teru77t.exblog.jp/)である。
それぞれ特徴のある良いショップだ。

僕も、つまらない仕事がなければ毎日葉山の海岸でブラブラしているのだが、それでは飯も食えなきゃタンクも借りられない。
で、不本意ながら必然的に週末セルフダイバーとなる身にとって、ダイビングショップの毎日のHPのダイブログは大変参考になるのだ。
また、ガイドをお願いしたこともないのに、葉山の海岸で生き物がいる場所を尋ねれば、惜しげもなく教えてくれる。
ありがたい。
いつかお礼でもと思っているのだが、せめて気持ちだけでも書いておこう。



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この魚は、ショップのダイブログに載っていて、何処にいるのだろうかとずっと思っていた。
しかし、駐車場確保のために、早朝出動の僕にとってはショップの方に会えず、なかなか聞く機会がなかった。
ある日、水深10mの岩場で、ヒラヒラ泳ぐチョウチョウウオの横をニョロニョロ泳ぐ見慣れぬギンポを見つけた。
じっと見ていたら、岩の小さな穴に引っ込んだ。
これがミナミギンポとの出会いであった。
オレンジベースの青いネオンの縦じまが美しい。
可愛い。




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しかし、この魚、実は結構嫌なやつなのである。
顔しか出ていないが、姿はホンソメワケベラに似ていて、クリーニングすると見せかけ、他の魚に近づき、鰭や鱗をかじり取るらしいのだ。
確かにチョウチョウウオは迷惑そうな顔をしていた。
そんなの分かるか。
にこやかな笑顔なんだが、気のせいか、口の位置がサメに近いような気もする。
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by 1colorbeach | 2013-12-17 23:24 | 魚 (88)

アカハチハゼ 葉山 権太郎岩手前 Valenciennea strigata (Broussonet, 1782)

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今年の秋の葉山のトピックスは、間違いなくアカハチハゼだ。
本来は静岡県以南のサンゴ礁などの浅い砂底にいる。
どこをどう間違ってきたのか、ペアで葉山に舞い込んで来た。
頭と顔が黄色で、淡いブルーネオンのラインが頬に入る。
実に綺麗なハゼである。




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ダイビングショップNANAの輝さんから居場所を聞いたのだが、場所を勘違いしていたためか見つからず放って置いた。
で、今日セルフ仲間が権太郎岩手前で見つけたというので、確認したらぜんぜん違うところだった。
2本目の帰りに立ち寄ったら、しっかりいてくれた。
すでに、ペアの片割れはいなくなり一尾だけである。
寂しいだろうな

しかし、動く魚の写真は難しい。
何人かで囲めば、動く範囲が限られるので写真は撮り易いが、一人だとついつい追いかけっこになってしまうのでじっくりと待った。
20枚くらい撮って、ピンボケでないのはたった2枚だった。




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宮古島の「魔王の宮殿」の手前で撮ったペアのアカハチハゼ。
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by 1colorbeach | 2013-11-17 21:51 | 魚 (88)

クロホシフエダイ 葉山 権太郎岩沖  Lutjanus russellii (Bleeker)

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クロホシフエダイの若魚である。
15cmくらい。
この時期、葉山の海の中は、南から来た死滅回遊魚で賑わう。
この魚は、死滅回遊魚なのかどうかわからないのだが、南日本では普通に見ることが出来るらしい。
葉山では珍しいと思う。
沿岸の岩礁域に生息するが、幼魚は汽水域で暮らす。
縦縞が4本あるが成魚になると消えて、赤っぽい魚となってしまう。
しかし、「黒星」はそのままだ。
高知県では、紋付と呼ぶそうだ。
40cmくらいになる。



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この魚、実はかなり美味いらしい。
淡白な白身で、刺身でも塩焼でもソテーでもグーだそうだ。
ネットなどで見ると、西の方じゃ普通に食べられている。
外国みたいだな。

なお、ニセクロホシフエダイという魚もいる。
縦縞が体高の下部に集中しているのがそれだそうだ。
記載の順番で「ニセ」と名前を付けられたというのも可哀そうな気がする。
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by 1colorbeach | 2013-10-12 19:00 | 魚 (88)

コブダイ (幼魚) 葉山権太郎岩沖 Semicossyphus reticulatus (Valenciennes, 1839)

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コブダイは、べラの仲間で、生まれたときはみんなメス。
だいたい50センチを超えると、頭に大きな瘤が出来てオスに性転換する。
4字熟語のようだが、雌性先熟( しせいせんじゅく)といって、メスとして大人になって繁殖に励んだ後、オスに性転換して今度はオスとして繁殖を楽しむのである。
一粒で二度おいしい人生だ。
出来るものならやってみたい。
オスは、縄張りを持ち、メスを呼び寄せハーレムをつくる。
この瘤の立派さによって、メスを呼び寄せる効果が違うのだろうか。

写真の魚は、そのコブダイの幼魚である。

親に似ても似つかない。
葉山の権太楼岩の沖合、水深17mの岩礁帯を泳いでいた。
結構葉山では珍しい。
この魚日本海は佐渡島以南、太平洋岸は沖縄県を除く本州以南に分布する。
親は葉山では見かけないが、小田原などでは水揚げされているようだ。
伊豆海洋公園でのダイビングでは、よく見かける。

食いしん坊的には、旬は冬で、その時期は、かなり美味しいらしい。
白身で、刺身・焼く・煮る何でもござれだそうだ。
一度は、喰ってみたい。
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by 1colorbeach | 2013-09-02 21:22 | 魚 (88)