カテゴリ:魚 (89)( 89 )

ヒラメ 葉山権太郎岩 沖の砂地

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葉山にはヒラメが多い。
沖目の至る所に50cmから80cmクラスのでかいのがいる。
昔の葉山ダイバーは、これを突いてウエットスーツのジャケットに挟み込んで持って帰ってきたという逸話もある。
今やったら犯罪だが。
今年は沖を潜ると必ずヒラメを見かける。
当たり年かも。
これは沖の岩にいたやつ。





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砂地ではこんな感じでカモフラージュしている。
ヒラメは、魚ッ喰いで、隠れていて、近づくハゼやイワシの仲間を捕食する。

人が食べても大変美味しい魚だ。
鯛と比べて独特の香りがあり、これがいい。
関西の鯛、関東の鮃といって、僕の生まれ育った大森辺りでは、平目が珍重されていた。
節目節目で、何かと鮃を食べさせてもらった記憶がある。
また、アラが大変美味しく、鍋一杯に煮てもらって、骨までしゃぶった。
今でも自分で時々やっているが。




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ご覧の通り、つぶらな瞳に鋭い歯。
魚ッ喰いの本領だな。
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by 1colorbeach | 2016-10-02 23:48 | 魚 (89)

コロダイの幼魚 葉山 エビ岩沖 Plectorhinchus cinctus (Temminck and Schlegel, 1843)

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葉山のエビ岩沖の水深17m。
岩の下でヒョロヒョロと泳ぐ小さい魚を見つけた。
コロダイの稚魚???
確かに尾は黄色い。
いや、コレ縞がヨコではないか。
アジアコショウダイの稚魚か。
とするとかなりレアもんだなあと祝杯をあげていた。



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しかし、葉山しおさい博物館の学芸員の倉持さんから連絡があり、コロダイの幼魚の第一ステージではないかとのこと
なんだと、がっかりしてヤケ酒を飲んだ。
どっちにしても飲むのであった。
しかし、この横縞がどうやって次の段階の縦縞に変化していくのか、水槽で飼ってじっくり観察してみたいものである。
葉山では成魚は見かけない。
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by 1colorbeach | 2016-09-20 23:12 | 魚 (89)

カエルアンコウ 葉山エビ岩沖160903 Antennarius striatus

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薄ピンク色のカエルアンコウである。
葉山の権太郎岩の更に沖。
いつもイセエビがひしめいているエビ岩という小さな避けた岩がある。
その先は、海面に向かって突き出すように大きな岩がそびえる。
そして、小さな岩が点在する砂地に。
その岩のそばにいたのがこの子。
普段は、のんびりゆっくりしていて、遊泳力は弱い。
そっと手を近づければ手乗りカエルアンコウにもなる。
ところが、実は瞬発的に逃げるのは案外早い。
コラコラ、悪戯をしてはいけない。

こういう顔の人いるな。
葉山でもたまに見かける。

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by 1colorbeach | 2016-09-11 23:44 | 魚 (89)

ホシササノハベラ 葉山 Pseudolabrus sieboldi Mabuchi and Nakabo, 1997

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海の中で、石を捲って生き物探しをしていると、隠れていたゴカイの仲間などの生き物を狙ってやたら寄ってくるのが、カワハギやベラの仲間だ。
ホンベラ、アカササノハベラとこのホシササノハベラは葉山には多い。
ウザくて海の中では小バエ扱いをしている。
シッシッと左手でこ奴らを追いながら、右手で石の下にいるヒラムシやウミウシの写真を撮る。
だから、僕の写真はブレが多いのだ。
と、言い訳してみた。
手があと二本欲しい。
便利だろうな。
風呂で頭と体をいっぺんに洗える。

でも、このホシササノハベラは綺麗だ。
薄桃色のベースに黄色の黄色の頭と鰭。
白の横縞と星屑のような背の斑紋。
名前はそこから来たのかな。

この子たちは、生まれたときはすべてメスである。
その中で強いやつがねオスに性転換してハーレムを作る。
羨ましい。
癖のない白身で、天ぷらにすると美味いらしい。
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by 1colorbeach | 2016-07-28 22:03 | 魚 (89)

クサフグ 葉山 潮間帯

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5月、葉山の潮間帯にクサフグが舞う。
浅場で石を引っ繰り返していると、餌はないかと次から次へと寄ってくる。
夏の大潮の夕方、クサフグは波打ち際で集団産卵する。
そのために浅場に集まり始めているのであろうか。
雌たちが放卵し雄たちがそれに合わせ放精する。
誰が誰の子か分からなくなるではないか。
まあいいか。

クサフグは、北海道から沖縄まで幅広く分布する。
岩場にも砂地にも河口にもいる。
釣りをしていて必ず外道で来るのだ。
釣られると、ブーっと膨れる。
何処かの誰かである。
ただし、その姿を見て口の前に指をさして笑ってはいけない。
噛まれたらかなり痛い。
と、経験者は語る。

この魚、内臓と皮などに毒がある。
身には微毒があると言われているが、食べると美味しいそうだ。
でも、クサフグごときに当たって死んだら、末代まで笑われる。
舐めてはいけない。
食べてもいけない。




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by 1colorbeach | 2016-06-18 22:36 | 魚 (89)

キタマクラ の子ども 葉山 権太郎岩

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この時期、ちらほら見かける。
キタマクラの子。
だいたい海藻やヤギなどに顔を隠すようにヒラヒラ泳いでいる。

キタマクラなんて縁起の悪い名前だ。
喰ったら即死ぬ、という印象だが、身には毒はなく、それなりに美味いらしい。
僕は、釣った河豚は食わない。
もっと美味いものがあるという祖父の遺言だが、割烹の河豚は食べる。
大好物である。
全然遺言は守ってない。
爺さんにあの世であったら、河豚は美味かったぞと、自慢するつもりでいる。

この子は泳ぎ方が可愛い。
逃げるでもなく、ヒラヒラヒラっと漂う感じ。
でも、ちゃんとこちらを伺いながら一定の距離を保つ。
可愛いので、必ずちょっかいを出す。
可愛い子にはちょっかいを出すものなのだ。
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by 1colorbeach | 2016-05-22 20:27 | 魚 (89)

ウシエイ 葉山 エビ岩沖 

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葉山でダイビングで見られるエイは4種類と言われている。
僕が言っているだけだが。

多いのが、アカエイ、ヒラタエイ。
浅場によくいる。
でかいやつだと沖で見かけるツバクロエイ。
そして、でかいのだが、浅瀬にも時々いるウシエイ。

で、これが、葉山では浅くはないが、水深12mのエビ岩沖にいたウシエイ。

この日は、頭がボーッとしていて、210度でエビ岩に行くべきところを、なんと240度で進んでいた。
当然、行っても行ってもエビ岩はおろか知っている根に着かない。
透視度は、実は2~8m。
沖はかなり見えなかった。
何度か戻ったりぐるぐる回っている間に、知っている根に着いた。
で、こいつが砂地と岩場の間の大きな石に頭を突っ込んでいた。

エラが開け閉めされ、自然の息吹を感じるようでずっと見入っていた。
デカイ、尻尾まで2mはゆうに超えていた。
迷った結果出会えた幸運。
怪我の功名でした。

ちなみにDasyatis ushiei(Jordan and Hubbs)という「うしえい」がいるのだ、葉山で「ウシエイ」と呼ばれているエイのことを指しているのかは定かではない。
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by 1colorbeach | 2016-05-20 22:44 | 魚 (89)

ハナミノカサゴ 葉山 権太郎岩沖 Pterois volitans

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ハナミノカサゴの若魚である。
葉山には、ミノカサゴはたくさんいるが、ハナミノカサゴは珍しい。
ミノカサゴと比べると目の上の皮弁が長いことや尾鰭に黒い斑紋があることなどから見分けがつく。
まあ、全体的に何となく分かる
テキトーだな。





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駿河湾以南、インド洋太平洋に分布するとのことだが、成魚は相模湾の伊豆海洋公園にもいる。
鰭の先端に毒があるらしいが、まだ刺されたことはない。
海の中で刺されたら、結構ショックでかいかな。
自然保護派と称するダイバーには嫌われるが、平気で何でも触っちゃうから反省せねば。
相手も平気ではないが。
フィッシュイーターで、フワーッと中層を中性浮力で漂っているが、獲物の小魚が来るとバクッと物凄い速さで、食いつく。
カエルアンコウもそうだが、トロイとかグズとか 日頃思っていても、いざという時のポテンシャルには凄いものがある。
人も見かけに寄らないので、気を付けないとね。





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沖縄北部の「ゴリラチョップ」で見かけたハナミノカサゴの成魚。
結構デブなんだよね。
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by 1colorbeach | 2016-02-21 21:20 | 魚 (89)

ネンブツダイ 葉山 権太郎岩周辺 Apogon semilineatus Temminck and Schlegel, 1843

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葉山の海で一番多く見られる生き物はなんだろうか、と考えたことがある。
魚以外なら、釣り人とかガンガゼとかヤドカリは沢山いる。
魚なら、多分、カタクチイワシか、このネンブツダイだろうと思う。
川の流れのように大群で流れていく様や、根の周りでジッとホバリングしている様や、岩の下に入り込んで潜んでいる様など、浅場から沖合まで、至る所で群れている。
で、雑魚キャラ扱いしがちなのではあるが、よく見ると実にきれいな魚だ。





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本州中部以南から台湾などにかけて分布する。
この魚、変わっていて、卵はオスの口の中で育てられ(口内保育)孵化する。
イクメン魚。
時代の先端を泳いでいる。
卵は、一週間くらい口の中にあるので、その間オスは断食である。
腹が減ってか、時々、間違って卵を食べてしまうらしい。




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沢山いすぎて、普通のダイバーは全く興味がない。
また、釣り人からも雑魚扱いされており、堤防で干物になっている魚のべスト3に入る。
暖かい時期には浅い堤防の中層などでよく釣れる。
僕は、たまに葉山でガイドを頼まれるが、必ずこう言うことにしている。
「海は自然なので何が見られるかわからないけど、ネンブツダイだけは絶対に見せてやるからね。」
見せてもらわなくても見えているわ。
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by 1colorbeach | 2016-02-19 23:34 | 魚 (89)

ガラスハゼ 葉山 権太郎岩沖 Bryaninops yongei(Davis & Cohen,1969)

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房総半島以南インド・西太平洋と幅広く分布するハゼである。
ムチカラマツ類という、植物がごとく海底からムチのようにピョンピョンと生えたサンゴの仲間に生息する。
城ヶ島から伊豆から三宅島から沖縄と、いたるところで出遇っていたのだが、葉山ではなかなか遇えなかった。
葉山にも数か所ムチカラマツが生えている場所があり、寄れば必ずちょっかいを出していくのだが、ついに水深13mの大きな岩のそばで見つけた。




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ムチカラマツの下から上の方へ、親指と人差し指で挟むようにスライドして探していく。
おっ、今日もいた、いた。
平成27年の9月から11月までの3カ月間、居ついてくれていた。
その後は見かけない。
一尾だけだったし、越冬はしないだろうから、どこかに行ってしまったか、食われてしまったのだろう。
通常だと、ペアでいてムチカラマツに産卵する。



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これは、沖縄の北部にある「石切」というポイントの水深22mで見つけたガラスハゼ。
平成27年11月。
葉山のものと比べると、しっかり太ってるな。
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by 1colorbeach | 2016-02-13 23:12 | 魚 (89)