沖縄本部 水納島 その1 コバンアジ ギンガメアジ

1
d0175710_23172315.jpg



沖縄北部の本部町の渡久地港から、高速フェリーで西に
15分の水納島に泊まってダイビングをしてきた。

何もない島だけど、これがまたいい。

時間はゆっくり流れ、また、僕にとっては、ダイビング以外にやることといえば酒を飲むことくらいで、天国のようなところだった。


水納島は、本部町の西1.5kmに浮かぶ三日月型のクロワッサンに似た小さな島だ。

小さな島故、水の供給は雨次第ということで、水無島がなまって島名になったらしい。

ダイビングショップは、「クロワッサンアイランド」という。

人口47人、島の小中学校には、それぞれ生徒が一名ずつ、しかし、先生は7人いるという非常に教育環境としては充実した島だ。

子どもにとっては、かなり迷惑かもしれないが。

島民の多くは、夏の観光業に従事している。

あとは、野菜を作ったり、牛や山羊を飼ったりと。





2

d0175710_23235699.jpg


水納島港。

といっても桟橋があるだけだが。

桟橋の右側、ここにフェリーが到着する。

遠く、瀬底島を望む。

水が想像を絶するくらい綺麗。




3

d0175710_23174016.jpg


ここはフェリーの着岸する桟橋の左側。

ここが、水納島のメインの海水浴場となっている。

セルフダイビングもここでやるのだが、大潮の干潮時は水深1m

オーバーウエイトで潜らないと、何のためにタンクを背負っているのか分からなくなる。

遠く、伊江島を望む。



4

d0175710_23174788.jpg



潜るとこの通り。

コバンアジとギンガメアジの群れだ。

サンゴ礁の中、インリーフの定番ともいえる魚だ。

癒しの世界だな。

本当に気持ちがいい。






5

d0175710_23175597.jpg



コバンアジは、体は卵型で平べったい。

特徴的なのは、黒い長めの背鰭尻鰭尾鰭。

さらに、体表にある黒い点だ。

サンゴ礁などの沿岸の砂地に多く、小型の魚類や甲殻類を捕食する。

海水浴でも十分に観察できる。






6

d0175710_23180646.jpg



ギンガメアジは、シルエットでいうとブリとかカンパチっぽいが、やはり平べったい。

特徴として、鰓の上部に黒い点があり、これでカスミアジと区別できる。

よく似てるんだよね。

最初、カスミアジだと思っていて、写真で見たら点があった。

コバンアジ同様、サンゴ礁などの沿岸の砂地に多く、小型の魚類や甲殻類を捕食する。

幼魚は、ロウニンアジやカスミアジとともにメッキと呼ばれ、相模湾でも秋ごろからルアー釣りの対象となっている。

死滅回遊魚なんだな。





[PR]

by 1colorbeach | 2017-06-18 23:41 | 沖縄・奄美の生き物(3)

ガラスハゼ 沖縄本島北部 石切

1
d0175710_2235053.jpg

沖縄本島で有名なビーチダイビングのポイントは砂辺、眞栄田岬、恩納一帯など西海岸に集中している。
ところが、これらは北風にめっぽう弱い。
北風が吹くと、南部か北部の山陰でのダイビングとなる。
このガラスハゼがいたのは、沖縄の北部の本部半島の安和にある石切という北風時のポイントだ。
水が綺麗で珊瑚いっぱいとか色とりどりの魚いっぱいというところではないが、好きなポイントだ。
護岸の端っこを降りて海に入ると、ゴロタがあり、沖合いに向かっていくつもの根が突き出す。
その根の上はウミウシが、根の間にはたくさんの魚たちが隠れたり出てきたり。
その先はガレ場で、岩の塀を越えるとまたガレ場。
さらにその先の岩の塀を越えると小石交じりの砂地となる。
そこはハゼの楽園だ。
水深25mくらい。
突き出した根、ガレ場、砂場と変化に富んだ地形で、泳いでいるだけでも楽しい。


2
d0175710_22352514.jpg

水深22mにいたやつ。
[PR]

by 1colorbeach | 2016-11-01 22:36 | 沖縄・奄美の生き物(3)

ナンヨウウミウシ  エリシア・トンプソンイ  沖縄本島 東海岸 安部地区 

昨年暮れに沖縄本島でセルフダイビングをしてきた。
とは言っても、毎日強い北風で砂辺や真栄田岬は入れないし、ゴリラチョップは満車だ。
で、風除けの新たなポイントを求め、北部の海沿いをレンタカーで駆け巡った。



1
d0175710_12375292.jpg
下調べをしてきた友人の感とカーナビを頼りに東海岸を北上する。
途中、農道のような轍のできた細い道に入り、中央の長く伸びた雑草をバリバリさせながら進むと、海岸に下りられそうな場所を見つけた。
その先でターンをしようとしたら崖崩れで行き止まりだった。
バックで戻り、道幅のあるところで車の向きを変えて器材のセッティング。
ここの陸で死んだら、多分2週間は死体は発見されないかも。
ここの海で死んだら、多分永遠に水死体は発見されないかも。
昼に食べたソーキそばが最後にならなくて良かった。



2
d0175710_1238329.jpg
車を止めたところから見た海。
対岸に見えるのは、普天間問題で脚光を浴びている名護市辺野古だ。
崖を下って海に出た。
三度ほどつまづいた。
白砂の美しい海岸だ。
僕らの前に足跡はない。
所々に根があり、下は砂地とガレ場のようだ。



3
d0175710_12381353.jpg
海に入ってみた。
しかし、水深は最大3m。
そんなんで、めったに死ぬわけがない。
遠くのリーフエッジまでずっとこの水深だろう。
沖に行ったが、ばかばかしくなって途中で引き返してきた。
で、まずはガレ場の石の下で見かけたのはこの子だった。
大きさは、4~5mmか。
初め、ヒロウミウシかと思った。
そんなのは沖縄にはいないか。
ナンヨウウミウシという名称のようだが、ちゃんとした和名なのかどうかは不明。
学名は、Marianina rosea (Pruvot - Fol, 1930)…。
実に綺麗なウミウシだ。




4
d0175710_1238432.jpg
これはエリシア・トンプソンイ…Elysia tompsoni Jansen,1993…というミドリガイの仲間。
和名はない。
外海に面した岩礁域の浅瀬に生息するらしい。
まさにここだ。
小野にいにいの「沖縄のウミウシ」によれば、「ゴクラクミドリガイの一種2」と掲載されているが、学名は後に彼に教わったものだ。
稀種とのこと。
これも極小で4~5mm・。

5
d0175710_12385167.jpg
これはニシキツバメガイ。
大瀬崎にもいる普通種。
綺麗なので好きだ。
10mmくらい。



6
d0175710_1239318.jpg
お昼ご飯は、ジューシーのおむすびとイカ入りのてんぷら。
まあ、炊き込みご飯とさつま揚げみたいなもんだな。
街道沿いの道の駅のようなところでおばちゃんが揚げていたけど、美味い。
これぞ沖縄冥利のダイビング。

今回は沖縄セルフツアーの一コマを紹介しました。
まだまだ出るぞ。
[PR]

by 1colorbeach | 2012-03-10 12:52 | 沖縄・奄美の生き物(3)