カゴカキダイ 葉山 潮間帯
2017年 07月 16日
1
夏だ。
葉山の潮間帯には、幼魚たちがやってくる季節となった。
この時期、水深30cmで、お尻とタンクを出して海に浸かっている僕のことを、人は変態と呼ぶ。
こう言うのもなんだが、変態に失礼である。
密かにおしっこをしているんじゃないか、という指摘もあるが、それは誤解でたまにしかしていない。
で、幼魚やらギンポ、ハゼ、ヤドカリ、カニ、エビなどの仲間を観察するのだ
これは、カゴカキダイのお子さまの群れ。
嘘つけ!!!というあなたは正しい。
違う魚が2種類混じっている。
2
はい!
石鯛のお子さま。
人懐っこくて、ダイビング中にも寄ってくるんだよね。
また、海水浴などで、水に浸かっていると下半身をチョコンチョコンと何度も突いてくる。
海水パンツを穿いていて良かった。
さすが、サザエの殻も嚙み砕く石鯛の子供。
すでに、訓練と練習の日々であった。
その相手は僕だが。
3
はい!
ホウライヒメジのお子さま。
ホウライヒメジの属するウミヒゴイ属にオジサンという魚がいる。
本当の和名である。
エサを探すためのセンサーである口ひげがあるので、いわゆるオジサン。
ちなみに、僕を特定しているのではない。
このホウライヒメジの幼魚にも口ひげがある。
ちょいと生意気なガキである。
これからの季節、いろいろな幼魚が潮間帯を賑わす。
エグジットしてからも楽しみだ。
一回で二度美味しいダイビング。