ユキミノガイ 葉山 Limaria basilanica (Adams & Reeve,1850)

1

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ユキミノガイ。

房総半島以南に分布する二枚貝の仲間である。

ゴロタの下に生息する。

オレンジ色のオバQの口の外套膜。

蓑というかビョンビョンの触手。

奇妙な貝だ。

この口をパカパカさせて泳ぐのだ。

これ、面白い。

しかし、この触手に触れてはいけない。

ベチャベチャと手にくっついて切れる。

始末に負えない。

防衛本能だな。

どこかの防衛大臣に見習わせたい。






2

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「食わず女房」という民話をご存知だろうか。

僕が子供の頃、絵本で見て、夜トイレに行けなくなった怖い話である。

こんなもん、子供向けにわざわざ絵本にするなよと、言いたい。

『ケチな男が、ご飯を食べないという女を嫁にもらって喜んでいた。

しかし、どういう訳か米がドンドン減る。

ある日、男が出かける振りをして、女房の様子を隠れて覗いてみた。

そしたら、女房は大飯を炊き、髪の毛を掻き分け、頭にポッカリ開いた口で釜から飯を食らっていた。』

而して、正体は…………続く。

という話を思い出したくないのに思い出したのである。

これ、似てない?






3

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ちゃんと白い貝がある。

貝が雪で、触手が蓑。

雪蓑貝だ。

正体は、物語の化け物の正体である「山姥」ではなかった。

海の生き物だし。

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by 1colorbeach | 2017-05-16 23:52 | 貝 (40)