ナマコの一種 葉山沖
2017年 02月 26日
今日の葉山は、そろそろ春らしく、ところによって透視度の悪いところはあったが、おおむね10m以上は見えていた。
快適に沖を泳いで行ったのだが、砂地一帯にこんなのが生えていた。
かなり広範に及んでおり、葉山沖砂地は"これだらけ"と言っても過言ではなかった。
幻想的ではあるが。
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じつは、これ、ナマコの仲間である。
名前は分らない。
ナマコというと、酢の物のコリコリとした味わいと香りを思い浮かべるが、こればかりではなく、日本には200種以上いると言われている。
で、これは触手を持った樹手目に属するナマコらしい。
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単体だとこんな感じ。
植物のようだし、刺胞動物のようにも見える。
しかし、ナマコなんだと。
土地の漁師さんが、これが増えると魚が獲れないと言ってるらしいが、葉山しおさい博物館の倉持さんによると、魚の嫌がる溶血物質を放出するナマコの仲間がいるそうだ。
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今日はこんなのも石の下にたくさんいた。
ナマコ大発生中。