ゴマフビロードウミウシ 3 葉山 権太郎岩
2014年 06月 01日
5/31の葉山だ。
夏本番を思わせるような日差しの上、水温も20度を超え、老人性頻尿症 (そんな病気はないとは思う。) の僕には良い季節となった。
単に前日ビールの飲みすぎという説はある。
浅場は赤潮が出て濁っていたが、沖に行くと透視度は回復し8mは見えていた。
オーバーハングには、イシダイとネンブツダイがゴッチャと群れ、暫し仰向けで中層に浮かんで眺めていた。
石の下でゴマフビロードウミウシを見つけた。いつもは、壁にくっついているのでどうしたことかと思ったら、どうやら交接している。
見つけたときは、二次鰓をビョーンとおっ立てて、興奮状態だったが、ライトを向けるとしぼんだ。
失礼しました。
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前にも書いたが、ウミウシは雌雄同体で、右側に雄雌両方の生殖器を持っている。
したがって生殖の際は、お互いに右側をすり合わせて、ベニスを挿入しあう。
あまり巡り合う機会がない生き物なのか、1回で2個体妊娠という効率な生殖行為だ。
一人でも楽しめるのかなと思ったが、構造的には無理らしい。
こんな話をしていると尽きることがないのでやめる。
で、これがペニスである。
悪趣味と言わばそうかもしれない。
生物学的好奇心とも言う。
そろそろウエットスーツかな。
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