ニシキリュウグウウミウシ属の一種3 Tambja sp.4 葉山 権太郎岩
2014年 05月 05日
3か月ぶりの葉山だった。
そもそもダイビング自体3か月ぶりだ。
私事で忙しいのと寒いのと年寄りなのと花粉症なのとで気持ちも萎えていた。
しかし、ゴールデンウイークの声を聴いて海好きの虫が目を覚ました。
だったら潮干狩りでいいではないかという声もあったが、あれは腰が痛くなるので嫌だ。
で、4月27日に葉山に出かけた。
7時30分頃着いたのだが、真名瀬の駐車場は満杯。
待つこと20分。
ラッキーにも入れた。
しかし、駐車場から器材を担いで行くのは辛い。
で、今日の大ヒットはこれ。
「本州のウミウシ」によれば、ニシキリュウグウウミウシ属の一種3。
俗に「オセザキリュウグウウミウシ」と呼ばれている。
葉山では、報告事例はないかもしれない。
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このウミウシ、伊豆半島以南に分布するとのことで、何らかの手違いで葉山に流れ着いてきたんだろう。
俗称の由来は、西伊豆の大瀬崎で発見、そして報告されたんだろうと思う。
黄色の地に、紺色のラインが二次鰓を回り込むように縦に伸びて繋がる。
葉山の水深10mの壁をじっくりと見ていたら、ヒドラのようなものにくっついていた。
大きさは、7mm。
30mmになるそうで、まだまだお子様だ。
ラッキーな日だった。