ヒオウギガイ 葉山 権太郎岩左沖 Mimachlamys nobilis (Leeve, 1852)

葉山のロープ沿いにはゴロタが広がる。
水深14mで石を引っくり返していたらこの貝がいた。
たまにこの場所で見かけるが、数は多くない。



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ヒオウギガイである。
二枚貝綱イタヤガイ目イタヤガイ科の一種だ。
房総半島以南に分布し、水深20mくらいまでの岩礁に棲息する。

漢字で書くと緋扇貝。
50mmほどの殻長で、その名の通り扇形をしている。
殻頂の両サイドに耳状突起がある。
右側の突起は欠けているものではなく、そういう意匠なのだ。
貝殻の色は赤、橙、黄、紫などで、色彩変異に富んでいて美しい。
葉山では、橙しか見たことがないが、探せばいるのかもしれない。
どこかの養殖場から逃げてきたものではなさそうなのだが。

この貝、綺麗なだけでなく、バター焼きや刺身で食べると実に美味いらしい。
西日本ではあちこちで養殖されており、値段はホタテなどよりも高いようだ。
1989年には、「41円切手」のデザインにもなっている。
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by 1colorbeach | 2013-03-30 12:55 | 貝 (40)