アンコウウバウオ 葉山 Conidens laticephalus (Tanaka,1909)
2013年 03月 16日
石をめくっていると出くわす魚は多い。
ソラスズメダイなどは、怒って攻撃してくるところが可愛い。
そりゃそうだろう。
そもそも普段でも目つきが怒っている。
棲んで恋して卵を守る大切な家だから仕方ない。
一方この子達は、サッと逃げる。
アンコウウバウオという観察するのが難しいといわれている変な名前の魚だ。
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太平洋側は、千葉県以南に分布。
潮間帯から浅場のゴロタに棲息する。
ウバウオ(Aspasma minimum)と比較すると、頭部と胴と吻が幅広く扁平している。
体全体も寸詰まりだ。
眼と眼をつなぐ白っぽい帯も特徴だ。
これは赤バージョン。
葉山では割と出会う機会は多い。
この子たちの眼が可愛い。
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