ホシゾラホンヤドカリ 葉山・浅瀬 Pagurus maculosus  Komai & Imafuku, 1996

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実にロマンチックな名前である。
星空本宿借。
漢字で書くとなんか変な感じだ。

ご覧のとおり、赤褐色の体色に散りばめられた白や水色の斑点。
それを星に見立てたのだろうか。
そして、2対の鮮やかな赤の触角。
地味ではあるが、なかなか魅力的なヤドカリだ。
房総半島から九州の天草までの太平洋岸に分布する日本固有種のようだ。



2
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時々、タンクを背負って葉山の浅瀬でのんびり磯の生き物観察をやっている。
その面白さに気付いたのか、最近地元のショップもやり始めた。
水深80cm以下で、多分おしっこ限界がなければ、半日は潜っていられる。
その場所で、秋頃に石捲りをしていて見つける場合が多い。
緑褐色の個体も多く、当初、ケアシホンヤドカリだと思っていた。
ただ、この点々が気になって調べてみたら本種だった。
ケアシホンヤドカリは、点々は黒、明るい緑の体色で、触角はもう少しオレンジがかっている。


ところで、最近、葉山のごろ場が荒れている気がする。
捲っても石の裏の付着物が貧相なのだ。
海況が荒れ気味ということもあるとは思うが。
ダンゴやウミウシ探しで石捲りをするのだろうが、その際はちゃんと石は戻しておいてほしいな。
生き物にとっては大切な棲処・餌処なのだから。
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by 1colorbeach | 2013-01-06 16:11 | 甲殻類 (61)