イソハゼの仲間 葉山 権太郎岩 Eviota sp.
2012年 12月 22日
どうも違うようである。
僕の持っている図鑑(「山渓カラー名鑑 日本の海水魚」 山と渓谷社 3版 2009)では、アカホシイソハゼは、トカラ列島以南の水深20m以浅の岩礁域に生息するという。
トカラ列島って、鹿児島の先じゃんか。
特徴は、頭部の赤色斑は明瞭、眼の背面に紋様がある。
その通りだ。
しかし、たまたま、一尾や二尾を見かけたならば、アカホシイソハゼかもしれない。
葉山には普通に通年居るのだ。
本種によく似た種が温帯域に生息するとの記載があって、眼から鱗が落ちた。
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葉山では極めて普通種だ。
チョロチョロと動くが、ハゼの仲間にしては警戒心は薄い。
光やレギの吸排気音をそれほど嫌がらない。
綺麗なので居ればついついカメラを向けてしまう。
実は、伊豆のIOP、大瀬崎、浮島でも、これと思しき種を見かける。
身近な魚なので、早く同定されないかなあと思う。
ハゼは、奥深い。
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何か違うなあ。
でも、同じみたいだし。
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