アシブトイトアシガニ 葉山・権太郎岩 Crossotonotus spinipes (De Man, 1888)

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一応房総半島以南の分布ということになっているが、多分葉山では珍しいカニだと思う。
アシブトイトアシガニ。
普通イトアシガニ科のカニは、第4歩脚が糸のように細いらしいのだが、これは例外で他の歩脚同様の太さである。
で、太足か。
岩礁帯に多いらしいが、すっかり岩や海草等に溶け込んでいてなかなか見つかり難い。
権太郎岩の水深7mの岩に付いていたが、動かなかったらまず見つからなかった。
いつも穴の空くほど岩や岩壁を見つめているが、多分ほとんどの生き物の存在をスルーしているのではないかと思っている。
老眼で集中力と注意力がないダイバーがマクロに向くわけがない。



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これは大瀬崎の先端で見つけたもの。
このカニの面白いところは、水中をヒラヒラヒラ~っと優雅に落下することである。
観察するために、グローブに乗せたのだが、あっという間に逃げる。
そして両側の脚を反って落下傘のように優雅に落ちていくのだ。
面白かったので何度もやってみたが、生き物に触れてはいけないなどという流派の皆様にはヒンシュクをかいそうだ。


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by 1colorbeach | 2012-11-17 20:33 | 甲殻類 (61)