アカメフグ 葉山 権太郎岩 Takifugu chrysops (Hilgendorf,1879 )

1
d0175710_10264614.jpg
葉山の浅い藻場では普通に見かけるフグである。
以前、ヒガンフグも関東ではアカメフグと呼ばれていると書いた。
釣りブログなどを見ていると、大抵ヒガンフグがアカメフグと紹介されている。

これが掛け値なしのアカメフグだ。

このフグ、実に美味いらしい。
かつて、アジ釣りか何かの外道でこれを釣った。(ひょっとしたらヒガンフグだったかも。)
フグだから捨てようと思ったら、船頭が「美味いから持って帰れおー、身は平気だおー」と言う。
でも、家訓に「フグより美味いもんはあるのだから、わざわざ食べる必要はない」とある。
ところが、一緒に行った奴が、欲しいと言う。
身は無毒だが、何を間違って毒を食らうか分からないので、素人調理は危険だからやめろと言った。
風の便りでは、彼はまだ生きているらしい。



2
d0175710_1026593.jpg
この魚、葉山の浅瀬のカジメなどが生い茂る岩礁地帯を優雅に泳いでいる。
警戒心が薄く、ダイバーに平気で近づいてくる。
この点は、べラやカワハギなどと同じで、愛想のない石鯛(しかし、幼魚はきわめてフレンドリーで、海水浴などをしていると、近寄ってきては腹とか乳首とかをかじる。)や石垣鯛などとは違う。
房総半島から土佐湾にかけて分布する。
初夏に岸辺に集団で近寄り産卵するらしい。


3
d0175710_1027952.jpg

[PR]

by 1colorbeach | 2012-08-04 10:30 | 魚 (89)