オキナワアカシマホンヤドカリ 葉山 権太郎岩沖 Boninpagurus pilosipes (Stimpson, 1858)

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あちこちにいるヤドカリなのだが、これまでちゃんとした名前がなかった。
ボニンパグルスの一種…、つまりBoninpagurus sp.と呼ばれていた。
それがこの度、千葉県立中央博物館の駒井博士らのご努力により、このヤドカリが小笠原のBoninpagurus acanthocheles、沖縄のPagurus pilosipesと、形態、DNAなどから同一であることが分かった。
ただし、いずれさらに詳しくDNAを調べれば、違った結果が出る可能性もあるかもしれないとのことなのだが、とりあえずは良かった。



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このヤドカリ、アカシマホンヤドカリに似るが、第一触角に黒のリングのあることが特徴だ。
(ないものもいるらしい。)
眼がキラキラしていて可愛い。
葉山では、浅場から深場に生息しているが、沖のトサカにこればかりまとまってくっ付いているのを見かけることがある。

なお、実は大した協力もしていないのに、過分にも論文で謝辞までいただいてしまい恐縮している。
引き続き、葉山で生き物観察に磨きをかけなければと思う。
その前に、辞書と首っ引きで英語の論文と格闘しなくてはならない。



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by 1colorbeach | 2011-11-12 23:27 | 甲殻類 (61)