オハグロベラ 葉山 Pteragogus aurigarius (Richardson,1845 )

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千葉県・新潟県以南に分布する。
葉山のどの水深にもいる馴染み深い魚である。
これはオス。
全体として黒く、婚姻色バリバリである。
黒い鱗に黄色い縁取りが特徴的だ。
背鰭の第一第二棘が長く、目下に刺青のような紋様がある。
オスは縄張りを作りメスを呼び込むが、時々、オス同士で喧嘩しているところを見かける。



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海草の中に身を潜めるオス。
時々こうやって、ダイバーを見ていることがある。
人懐こく、警戒心は薄い。
名前の由来は、黒いはっきりとした鱗をお歯黒に例えたようだ。
江戸時代の既婚の女性がやってたやつである。
気持ち悪いと見るか、猟奇的と見るかは趣味の分かれるところだ。
どっちも良くない例えだったか。
このお歯黒、虫歯や出産による歯の衰えの予防に効果があったそうな。



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まだお子様である。
メスだ。
子供はみんなメスで、そのうちの強いのが性転換してオスとなる。
これは、アカヒトデの股をくぐったツーショット。
海の中で笑ってしもた。
ヤラセではない。
言いきかせても言うことを聞くとは思えない。
メスは、体色は、赤緑っぽく目下に横縞が入る。
また、この写真では、よく見えないが腹部に紫色の小紋がある。



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これは、オスに転換し始めているメス。
体色は赤く腹部に紫色の小紋が散りばめられてはいるが、オスの特徴である背鰭の第一第二棘が長くなってきている。
寝そべっていた。

この魚は見栄えも悪く不味いと言われている。
しかし、綺麗な白身であるので、醤油と豆板醤と胡麻などで漬けなどにしたら美味いかもしれない。
まだ、未食。
顔を見ていると食べられない。



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by 1colorbeach | 2011-11-03 19:24 | 魚 (88)