シロオビコダマウサギ 葉山 権太楼岩沖 Prionovolva brevis (Sowerby, 1828)

砂地と小さな岩が散在する葉山の権太郎岩沖は、トサカがよく発達している。
潮通しが良いのだろう。
台風などの影響を受けやすいのか大きいものはそうないが、ナビゲーションに役立つし、景観として美しい。



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そのトサカたちはウミウサギガイの仲間の絶好の棲み処となっている。
これは、シロオビコダマウサギ。
実に綺麗な外套膜だ。
赤の網目の強いタイプだ。
その真ん中からプチプチと突起が飛び出している。



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これはもう少し白の部分が多いもの。
シロオビコダマウサギは、トサカに寄生していると言われているが、別の説もあるらしい。
彼女たちが切り落としたトサカの枝が再生し、トサカの分布を拡げる手助けをしているというものだ。
そうなると、餌も増えるし棲み処も増える。
なかなか賢い。



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色や形に変異が多く、ちょっと見、別の貝かと思わせられたことも何度かある。
もともと老眼でもあるし。
これなどは、網目は細線になっている。
実に繊細な図柄で、かなり美しい。
シロオビコダマウサギが必ず付いているトサカがあって、一年中観ることができる。
葉山の沖に行くときは、必ずご挨拶をして定点的に観察をしているが時々個体が入れ替わっている。



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これが貝殻。
薄桃色ベースに二本の白い帯が入る。
だからシロオビ。
これがベーシックなバターンだが、帯のないのもいる。
また、帯があっても、シロオビなので有段者ではない。
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by 1colorbeach | 2011-09-11 11:48 | 貝 (40)