アカヒトデ 産卵 葉山 権太郎岩浅瀬 Certonardoa semiregularis Müller et Troschel

僕の場合は、ほとんど泳がないダイビングである。
なぜならば、生き物観察が主目的であるため、たいていは底を這っているからだ。
匍匐前進。
"ぶどうぜんしん"ではない。
そういえば、中性浮力なんぞ、ここ10年まともにとったことがない。

しかし、たまに沖を泳ぎたいときもある。
毎晩酒を飲んで脂モノをたくさん食べご乱行をした週末である。
要は運動不足なのだ。
ついでに、生活習慣病予備軍なのだ。
飲みすぎたこの一週間を反省し、今日は一人でガンガン沖を泳いだ。
陸に揚がると雨が降っていて寒かったが。
心筋梗塞とか脳卒中とかにも気をつけなくてはいけない。
いつまでやれるか葉山のダイビング。



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で、浅場に戻ってきて安全停止がてら遊んでいたら、岩の上でアカヒトデがヘンテコリンなカッコをしている。
イナバウアーの練習に失敗したのだろうか。
古いか。
実は、僕が遊んで一本一本腕を折り曲げ、アカヒトデのオブジェを作ったのだった。
上手いでしょう。
嘘である。



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これは、アカヒトデの産卵ポーズだ。
海底にベタッとしていて産むのではなく、体を突っ張って立って、絞るようにして卵を水中に放つ。
息んでいるのだろうか。
体色と同様、オレンジ色の小さな粒の卵が舞う。

いつもは、それこそあちこちに落ちているアカヒトデ。
だれも見向きもしない。
しかし、こんなに一生懸命子孫を残そうとしている。
卵が漂うのを見て、しばし感動して見とれてしまった。。
あちこちの岩の上にアカヒトデが集まっていたので、まだしばらくはこの光景が見られるかもしれない。



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アカヒトデは、アワビなどを捕食するため嫌われる。
時々、瘤のある生体がいるが、アカヒトデヤドリニナというマニアックな貝が寄生したものだ。
いつも探しているのだが、まだお目にかかっていない。
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by 1colorbeach | 2011-08-21 23:01 | その他の葉山の海の生き物 (46)