オニイソメ 葉山 浅瀬 Eunice aphroditois (Pallas)
2011年 08月 10日
レギュレーターは飛び、こんなのが接している海水と同じ海水を飲んでしまった。
ひょっとすると、精が付くかもしれない。
子供の頃はスカートめくりで、大人になったら海の中の石めくりを趣味としている僕としては、自ずと出会う機会が多い生き物である。
そう、転石の下に穴を掘って潜んでおり、葉山では普通にいる。
しかも、でかいのだ。
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嘘である。
釣り餌などに使われるイソメと属を同じくする環形動物でオニイソメという。
普通のイソメも釣り針に付けようとすると必死で抵抗する。
その時、噛み付かれるとそれなりに痛い。
しかし、普通のイソメだったらせいぜい長さ10cmなのだが、これは太い上に70cmはある。
ちなみに、2009年に長さ3mのオニイソメが和歌山県白浜で採取された記録がある。
大きな顎を持ち、咬まれたら毒はないがかなり痛いそうだ。
こんなのに咬まれるほど近くに寄らなくても良いのにと思う。
と言いつつも、僕はこいつを見つけると指し棒でクルンクルン巻いては、海の中で蛇使いごっこをする。
同行者は男であっても、キャーキャー逃げ回る。
女の子は、AEDが必要となることもある。
良い子は真似をしないでください。
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まだ末端は穴の中に入っている。
最初、洗濯機のホースかと思った。
ちょっと形はグロだが、よく見ると、茶色だの紫だのがキラキラしていて色合いは美しい。
和名はオニイソメだが、属名のEuniceとは元々はギリシャ語で、ギリシャ神話に出てくるネーレーイデスと呼ばれる海のニンフの一人だそうである。
この文化の違いはどこから来るのか…。
世界の暖海に分布しているようで、日本では本州中部以南に生息している。
蛇使いするには修行が必要です。
ギャル語のオニ電とか、オニ受けと同じ発想かしら
でも3mのコレに出会ったら、オニ失神かもするかも知れません(笑)
しかし、海の精霊を棒でつんつんしたりくるくるしたり結んだりして良いのでしょうか?
と言う私も、コレ一匹あったらどんだけ釣りが出来るかな?なんて思っちゃったけど、
どうぞ私には罰が当たりませんように_(_^_)_
オニ態度のオニ男です。
こりゃかなり怖いですよ。
サメの次くらいに嫌いです。(笑)
その次はガンガゼ。
これ餌にしても食うやつはいないと思います。(笑)
ましてや、これを切って針に付けるなんて…