ヒラスカシガイ 葉山 権太郎岩の水路 Macroschisma dilatatum (A.Adams,1851)

日ごろ葉山では、一生懸命ひたすら石めくりをしている。

子供の頃、「ハレンチ学園」という漫画がはやっていた。
ヒゲゴジラなど奇妙で個性的な先生が率先して女子生徒のスカートをめくりお仕置きをするという、かなり倒錯したマニアックな漫画で、社会現象ともなった。
もっとも作者はハレンチ教師の告発のために描いた旨の発言をしているようだ。
当然のことながら、アホなPTAとか教育委員会とかの攻撃の的となった。
僕はまじめな小学生だったので、爺やから止められ、こんな漫画は(読みたかったが)読まなかったし、スカートめくりなども(やりたかったが)やったことがない。
その、反動が海の中の石めくりとなっている(と推測する。)。



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石をめくっていると時々宝物が現れる。
海の生き物は、敵に襲われないよう周りに同化して大抵地味なのが多いのだが、派手なのが出てくると嬉しくなる。
白いパンツばかりではつまらないということと同じだ。

これは、ヒラスカシガイという(と思う。)。
ご覧のとおり、楕円形の平たい貝殻に比べて極めて軟体が大きい。
この貝の白い部分に穴が開いていて、それでスカシ。
この穴から水管を突き出して呼吸するのだが、残念なことにこれは引っ込んでいる。

岩手県以南の浅海に棲んでおり、貝殻は海岸で普通に見つかる。
しかし、石の下に潜むため、生体となるとなかなか出会うのは難しい。

貝殻の色といい、軟体部の色といい、なかなか綺麗な貝だ。
これを見ると、やはりウミウシも貝の仲間だというのが頷ける。
気持ち悪いという人もいる。
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by 1colorbeach | 2011-05-22 22:45 | 貝 (40)