チンチロフサゴカイ 葉山・浅瀬  (Loimia verrucosa ) 

メデューサというギリシャ神話に登場する怪物がいる。
見たものを石に変えるといわれる、髪の毛が無数の毒蛇である、それはそれは凄い怖いオバサンだ。
オネエサンかも知れないが、遭ったことがないので良く分からない。
隣に住んでいなくて良かったが、海の中で出遭った時はこのメデューサを思い出した。



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チンチロフサゴカイという。
メデューサとか怖いとか言っていながら、名前はズッコケだ。
一応、ちゃんとした和名なのだが。
環形動物門多毛綱フサゴカイ目フサゴカイ科に属するゴカイの一種である
円筒型の蛇腹のような体をしており、白いまだらがある。
メデューサの髪の毛のように、頭の部分から口触手がワサワサと出ている。
この触手に生えいている繊毛で、水中の有機物などを集めて食べる。
ピンク色の斑紋が綺麗きれいだ。



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このチンチロフサゴカイ、浅場の石の下におり、このように貝殻や砂粒を固めた棲管の中に棲んでいる。
石の下からこの目立つ触手をあちこちに伸ばし広げているので、潜んでいることがすぐ分かる。



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やってはいけないのだが、巣穴から出して海中で泳がせると体をくねらせ触手を絡ませ、実に面白い。
虐待で、お疲れになって丸まって休んでいるところである。

ちなみに、メデューサは、海の神ポセイドンの愛人といわれている。
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by 1colorbeach | 2011-05-03 21:52 | その他の葉山の海の生き物 (46)