アヤメケボリ 葉山 権太郎岩左沖 Primovula(Crenavolva)trailli (A.Adams,1855)

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普段あまり行かない根の棚を泳いでいたら、ヤギを見つけた。
ホソエダアカヤギかな。
よく見るとそこに付いてる付いてる。
アヤメケボリである。
数個体付いていた。
これもしっかりとウミウサギの仲間だ。
葉山も探すといるなあ、とちょっと感激。
ちなみに、長さ(殻高)10mmくらい。


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貝殻は全体的に透けている。
外套膜を見た外見上の特徴としては、
赤黒い斑点。
そして、白い小さなポツポツ…、これ一応突起物なのである。
最後に、白いストローというか綿屑というか、突起。


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アヤメケボリが付いていたヤギにあった卵らしきもの。
アヤメケボリのものか、なんの卵かは分からない。
非常に変っている。
お正月用の、「寿」などの図柄を巻き込んだ蒲鉾みたいだ。

色々とこの周辺を探したが、アヤメケボリはここにしか付いていなかった。
どうやってここ一点に集まってくるのだろう。
本当に不思議だ。


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この貝は非常に変異が著しいらしい。
分類的にはかなり混乱している種であるようだ。
分布は房総半島以南。

殻の彩りは色彩変異に富むが、ご覧の通り、形も紡錘形だし貝殻は実に美しい彩りだ。
最近は潜るたびに、必ずこの貝が元気かどうか確認している。
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by 1colorbeach | 2011-04-09 15:06 | 貝 (40)