ヨロイメバル Sebastes hubbsi (Matsubara,1937 )

葉山の権太郎岩から岸に向かう途中の浅場で安全停止がてら遊んでいた。
ゴロタの隙間にカサゴらしきものがいる。
よく見るとやけに毒々しい色だ。
顔色の悪い病気のカサゴかと思い、写真を撮ってその後ずっと放置していた。

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僕は、魚類図鑑などをパラパラとやりながら酒を飲むのが趣味である。
変わったやつだとよくいわれる。
図鑑は醤油だの汁の染みがかなり付着している。
時折、干乾びた魚片がはさまっていることもある。
アマゾンでは売れない。
で、ある日、ふと図鑑をみるとよく似た魚がいるではないか。
ヨロイメバルという。
病気のカサゴではなかったようだ。

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赤茶色の緋縅鎧に似た体色をしているということでヨロイメバルか。
見つかる場所によって色彩変異が激しいが、特徴のある紋様や両目の間がくぼんでいること、また背鰭の14本の棘で判別できるようである。
岩手県や新潟県以南の浅い岩礁に生息しており、カサゴやメバルなどの根魚釣りの外道でもたまに掛かるという。
葉山のほかに真鶴でも見たことがあるが、この辺では、あまりたくさんいる魚ではない。

食べても美味しい魚だそうだが、ちょっと毒々しくて遠慮したい逸品である。
病気がうつったら嫌だ。
あっ、気のせいか。
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by 1colorbeach | 2011-03-23 22:07 | 魚 (89)