ムラサキハナギンチャク

葉山 権太郎岩沖砂地 Ceriantbus filiformis.

葉山の沖の砂地を泳ぐ。
透視度の良い時は、キスやヒラメなどを見つけながら白い静寂な世界が楽しめる。
しかし、透視度が悪い時は暗い単調な砂地が続くと、ちょっと嫌な気持ちになる。
人によってはパニックの前兆なので気をつけないといけない。

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そういう時に、何か生き物に出会うと、嫌な気持ちは吹っ飛ぶ。
精神力軟弱ダイバーのオアシスとなるのはコレだ。
暗い砂地にボァ~っと幽玄な姿を現す。
ムラサキハナギンチャクである。
水深17mで出会った個体だ。

この生き物は非常に色彩変異が激しい。
茶色っぽかったり黄緑や白いものまでいる。
ちなみに、この生き物はわが国の特産種で、本州中部以南に分布する。
棲管の下は、ホウキムシや甲殻類の格好の住処となっている。
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by 1colorbeach | 2011-02-12 21:13 | 刺胞動物 (25)