ハナオトメウミウシ
2011年 01月 16日
Dermatobranchus ornatus (Bergh, 1874)
昨年末のことである。
なんとハナオトメウミウシが権太郎岩の浅場にいるという。
嘘だろ?と思ったが、行ってみた。
水路をくぐって教えられたポイントに着いた。
いつも、ウサギガイ系の写真を撮っているところだ。
何だ、いるじゃん。
だ、大ニュースだ。
これまでの経験からすると大抵水深20m以深で見つけている。
しかも、IOPか大瀬崎である。
もちろん葉山では初めて見たが、こんな浅いところにいるとは。
かなり驚き。
確かにこの辺には、このウミウシの餌となるヤギ類がかなりあるからなぁと変に納得した。
大きさは7~8cmか。
このウミウシ、大きいので目に入りやすい。
また、白をベースにオレンジの縁取りと輪っかの突起、そしてブルーの触覚。
この装いなら僕にも容易く見つかる。
オトメウミウシの仲間で、オレンジの〇が花のように散りばめられているのでこういう名前なんだろうが、”かなりキモイ”という人は多い。
いつもは何気なくチョロッと見ている場所なのだが、いるもんだねえ。
葉山、侮れません。
老眼は治らないんだから、注意力だけは何とかしなくては。
昔から「注意力のない子」と言われてきたからなあ。
三つ子の魂百までか。