カタクチイワシ

葉山 権太郎岩左沖 Engraulis japonica (Houttuyn, 1782)

この魚について語ったら、多分いくら時間があっても足りない。
それほど、大好きな魚である。
もちろん、食べるのに、である。

海の中の食物連鎖の一番最初に登場する魚ではあるが、どっこい人間が食っても十分に美味い。
と言うか、最高に美味い。
僕は子供の頃から、”シコ”と呼んできたこのイワシを食べ続けてきた。
全ての魚の中で、5本指に入るほど好きである。
実は5本は毎回種類が違うのだが。

新鮮なものはもちろん刺身だ。
手開きにして、生姜に酢醤油で食べる。
甘みと旨みのすべてを凝縮したような味わいは、比類ない。

天ぷらも美味い。
新鮮なものを腸も取らずにそのまま揚げる。
腸の苦味に身の甘みが相まって至高のコラボを醸し出す。

さらに美味しい食べ方は沢山あるのだが、キリがない。
ダイビングのブログだった。

ちなみに、この子供は所謂シラスである。
葉山の「ゆうしげ丸」でダイビング帰りにお土産として買っていく。
天日干しがメインだが、狙いは生シラスだ。
漁のある日は、朝8時までに予約をしておくと取って置いてくれる。
千円で山ほど入ってくるので、生にかき揚げに椀ダネにと、堪能できる。
酒が進み過ぎる。

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今年の初ダイビングは1月3日だった。
ウサギ年なので、縁起担ぎでウミウサギガイを中心に観察してきた。
ベニキヌヅツミ、シュスヅツミ、アヤメケボリ、トガリアヤメケボリ、トラフケボリ、セロガタケボリ、ムラクモコダマウサギなどだ。

ポイントを巡っているとき、権太郎岩の左先端の突き出た根を見上げたら、小魚が川のような群れとなって移動していた。
壮観だった。
カタクチイワシのお子様かと思ったが、葉山のショップのブログにはキビナゴと書いてあった。
どちらにせよ、水中に留まり、ずっと上を見上げていた。
水深12mに差し込む日の光も柔らかで、今年の海中での初日の出と相成った。
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by 1colorbeach | 2011-01-08 16:06 | 魚 (89)