キヌバリ 

葉山 権太郎岩  Pterogobius elapoides (Günther,1871 )

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キヌバリなんて、とても素敵な名前である。
絹を張ったような滑らかな艶肌から来ている。
艶肌を「体表」と書くと色気がない。
ハゼ科キヌバリ属。
そう、北海道から九州まで、幅広く分布するハゼの仲間だ。
沿岸の岩礁域や磯などに生息する。

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ベースは桃色の肌。
この字面だけでドキッとする。
そして、この黄色く縁取られた黒の横縞。
眼を通っていたり、鉢巻きみたいになっていたりしているのと、体の6本。
この横縞、日本海側や宮城県以北などのものは、7本あるのだ。
阪神タイガースのことは忘れよう。

葉山では、今キヌバリは恋のシーズンである。
浅瀬のあちこちで、このようなペアを見かける。
左側がオスの婚姻色。
胸鰭がブルーに染まり、頭と尾鰭の外縁が黄色い。

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このオス、実は自分の巣穴で卵を守る偉いやつなのである。
イケメンならぬ「イクメン」は魚の世界ではとっくに普通のこととなっているようだ。
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by 1colorbeach | 2011-01-02 22:59 | 魚 (88)