ハナキンチャクフグ 葉山 権太郎岩左沖 Canthigaster coronata (Vaillant & Sauvage, 1875)
2010年 11月 07日
ウミテングにしてもハナオトメウミウシにしてもコウワンテグリにしても、驚くことばかりだった。
この魚も葉山では初めて見た。
昨日も、のんびりと権太郎岩の沖から浅瀬と潜ったのだが、透視度も5m~12mと良く、沖でもコンパスは要らなかった。
やや深場の水深12mの岩の亀裂を覗いていたら、チョロチョロ泳ぐ魚がいる。
最初は、シマキンチャクフグだと思った。
老眼なので許して欲しい。
かなり致命的だ。
画像を見たら、ハナキンチャクフグだ。
シマキンチャクフグとは黒い鞍のような横縞があるという点では同じだが、その縞の周りにオレンジだの水色だのネオンのような縁取りがある。
だから"花"。
一生懸命追いかけて撮影したのだが、何せ動きが早い。
不満足な画像だ。
動きがいいのは、まだ、水が温かいからだろうか。
この日は水温21.8度。
でも、陸に揚がると日陰はさすがに寒く、今シーズンのウェットスーツの着納めかなと思う。